トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノースポール(RS)

プレミアムフライデーの朝、通勤時にマニア好みのクルマ2台に遭遇。
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昭和の湯につかる

家のガス給湯器がぶっ壊れた。だいたい15年くらいでダメになるようで、まさにちょうど潮時。年末からテレビ、冷蔵庫、そして給湯器と家財たちがジ・エンドの連鎖反応。散財である。さて、この寒い時期にお湯が使えない。風呂、床暖も全部だめだ。現代の統合システムの弱点である。昔は風呂も、湯沸かし器も、ストーブ・こたつも全部独立していた。便利と引き換えに、根元が壊れると一気に生活が成り立たなくなる。食器洗いは冷たい水を我慢すればよいし(妻は大変)、部屋の寒さは着込めばよい。電気の暖房器具もある。修理までの2、3日の辛抱だ。でも風呂だけはどうしようもない。で、家族は近所の義妹宅に借りに行った。私はというと、帰宅してから近くにある銭湯へ行った。スーパー銭湯じゃないぜ、昭和の雰囲気満載の正当な銭湯である。
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オウリィと呼ばれたころ

先週の11日土曜日、前回記事で紹介したように「佐藤さとるの世界と岡本順原画展」を観に行った。13日が佐藤さとる氏89歳のお誕生日ということで、来展された方にお祝いメッセージを書いてもらうコーナーもあって、私も僭越ながら一筆書かせて頂いた(先日米寿を迎えた実の親父にすら祝詞しゅくしも送ってないのに^^;)。私はただの硬い文章のみだったが、他のメッセージカードをみるとかわいいイラスト入りやコロボックルを丁寧に描いている方もいて、いかに敬愛された作家さんだったかということを改めて知らされた。原画展を企画した絵本屋の店主からチーム・コロボックルの近況も伺って店を後にした。その絵本屋さんに訪れた佐藤氏のご親戚の方から、氏の訃報が届けられたのが翌日の夕方だったそうだ。9日に横浜のご自宅で亡くなられたことを、私は昨日のニュースで知った。我々のメッセージは直接先生の目に触れることはなかったが、ご霊前に供えていただけたとのこと。原画展に行ってよかったと思った。今朝は天気もよかったので、佐藤作品の原点、コロボックルの里・塚山公園までちょいと散歩に行くことにした。最近の不摂生でちょっと体重が増えたこともあって、減量のためでもある。
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ぼくのくるま

横須賀が生んだ児童文学界の巨匠(と書くとご本人は嫌がるだろうが)、佐藤さとる氏の世界をもっと知ってもらおうと、市民有志が立ち上げたチーム・コロボックルの企画展については以前に紹介した。その活動の中心的な役割を担っておられる、横須賀唯一の絵本専門店「うみべのえほんやツバメ号」さんが、今度はお店のギャラリーで「佐藤さとるの世界と岡本順原画展」を開催している(2/14まで)。土曜日にちょいと顔を出してきた。佐藤さとる氏の育った、ここ横須賀按針塚を舞台にした自伝的名作『わんぱく天国』が、ゴブリン書房から最近復刻されていて、その挿絵を描いているのが岡本順氏である。他にも佐藤氏との共著は『宇宙からきたかんづめ』『机の上の仙人』(ゴブリン書房)、『えんぴつ太郎の冒険』(鈴木出版)などがあり、これら4作品の原画とこの企画展開催中に89歳を迎えられる佐藤氏のメッセージなどが展示されている。佐藤さとる作品といえば、村上勉氏とのコンビが有名だが(『わんぱく天国』の旧版もそう)、親子ほど歳の離れたこの二人のコラボレーションもすばらしい。岡本氏は私と同い年でクルマもお好きなようで、『ぼくのくるま』(岡本順・作、ポプラ社)というクルマノエホンも上梓されている。
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長谷川町子像

先週1週間、実家の福岡に帰っていた。自宅で倒れて大騒動だった昨年をなんとか乗り切り、ついに八十八を迎えた親父の様子を見に。相変わらず独特の価値観で生活を続ける昭和ヒトケタくそじじいとは話がかみ合わない。とはいえ、一応米寿の祝いに外へと連れ出し、近くの割烹でゆったりと美酒を飲み交わした。現役時代(特に小倉時代)の苦労話も聞かされた。何度も聞いた話だが、当時はイヤでしょうがなかった父が毎晩泥酔で午前様だった理由は、それなりに会社や役所組織の面倒くささも経験してきた今の私にはよく理解できる。今ある自分は親父の苦労のお陰と頭だけは下げてきた。そんな帰省中、地元のニュースで、母校の近くに「サザエさん」の作者・長谷川町子さんの銅像が設置されたことが報道されていた[1]。
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中村俊輔 世界をかける背番号10

来月からスタートするJリーグ2017シーズン、横浜F・マリノスの10番にMr.マリノス、中村俊輔はいない。ジュビロ磐田に移籍が決まったからだ[1]。彼の選手生活は、ここ横須賀もホームの一部である横浜F・マリノスで終わると確信していたので非常に残念だ。多くのサポーターもそれを望んだはずで、俊輔も彼らの気持ちは十二分に承知していたはず。それでも移籍を決意したことの最大の要因と思われるクラブのグダグダは「マリノスは本当に“やばい”のか-サポーターの憂鬱と、希望」の記事で初めて知った。以前に「日本サッカー界、不安な旅立ち」でマリノスの将来を案じたことがあったが、まさかここまで面倒なことになっていたとは露知らず。熱烈なマリノスファンではなかったが、やはり地元チームだったし、最近Jリーグの試合を観に行ったのは、2015シーズンの最終節、マリノスvs松本山雅FC戦だ(「最終節」)。これがマリノスの俊輔を拝む最後になるとは。
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効率
出典:『悪の引用句辞典』(鹿島茂・中公新書)

先日、久しぶりに電車を使って横浜のオフィスに出勤した。京急上大岡の駅で大量の通勤・通学者が乗り込んで来て、無理に乗ろうとするもんだから、こっちは危うく転倒しそうになった。エレベーターみたいに電車も乗車制限を設けて、定員重量をオーバーしたらブザーが鳴るようにしてもらえないだろうかといつも思う(電車の定員ってどれくらいなんだろう?)。こんな不快な通勤・通学を強いられて誰も文句を言わない「沈黙」の日本人(片道2時間でも、周りに気兼ねせず大声で歌いながら通勤できる自動車通勤の方が数段快適だ)。先々週のセンター試験もまたまた大雪で大混乱だった。私の共通一次の時も確か雪だったし、高校入試の直前ではインフルにもかかった。40年以上も前から毎年毎年、同じように受験生本人や家族たちに苦行を強いるこの異常な入学試験の日程に誰も文句を言わない。世の中は教育の世界でもグローバル化しているのに、相変わらず日本の学校は4月入学のガラパゴス(※)。インフルやノロといった季節モノの健康リスクも含め、いい加減試験以外のことで余計なストレスを抱えないような仕組みに変えてあげなよ。文科省の役人さん、気にするのは自分の天下りよりそっちでしょ。等々の不条理に対して不平不満を口にせず、腹に収めて黙って従う。嗚呼、美しき武士道よ。そんなことを考えながら、朝のオフィスに到着し、パソコンのスイッチを入れ、会社の歯車としての一日が始まった。

※北半球や南半球の違いはあるが、グローバルには最も長い休み明けの入学が一般的[1]。夏休み中に試験となれば今度は大雨や台風のリスクもあるかもしれないが、少子化が進むのであれば、もっと柔軟に4月と9月入学で試験も年2回(チャンスを増やす)とか、子どもたちにとって一番何が良い方法なのか、いろいろ知恵を出せると思うのだ。
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男と女 un homme et une femme

きのう、横須賀中央に用があって、お昼をお気に入りのカフェで過ごしたんだ。そこで若いマスターと年配の常連さんが映画の話をしていた。僕も好きな『カサブランカ』のね。で、マスターは「今バーグマンに会っても恋しないけど、『男と女』のきれいな女優さんなら惚れちゃうね。なんて名前だったかなあ…」みたいな会話をしていた。常連さんも名前が思い出せない。聴き耳立てていた俺も覚えていない。家に帰った深夜、久しぶりに『男と女(原題”un homme et une femme”)』をDVDで観た。アヌーク・エーメ(Anouk Aimée)だった。
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イヤな予感

年末にテレビが壊れ、20年使った冷蔵庫もダメになって買い替えた。さらに先日、会社帰りに守衛さんからヘッドライト切れているよと言われ交換した。
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真鍋博の鳥の眼

今年は酉年。これは昨年、とある古本屋で英世さん1枚でお釣りがくる値段で手に入れた日本イラストレーター界の巨人、真鍋博氏の『鳥の眼』(毎日新聞社)。昭和43年(1968)に出版された古い本で、昭和42年から43年にかけ当時の「サンデー毎日」に連載された、毎日新聞社本社の飛行機で日本列島5万kmを飛んで描いた真鍋版鳥瞰図による明治100年(おっと来年は明治150年のアニバーサリーイヤーだぜ)の記録である。なかなか市場に出回らない真鍋氏の著作であると同時に、右肩上がりで発展し続けていた半世紀前の日本の様子を知ることができる非常に貴重な資料でもある。
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