フレンチな小野リサ

DANS MON ILE

カングーのお供に必ず携帯しているCDがある。CDチェンジャーに常に装填されている一枚、それが本日紹介の「DANS MON ILE」(小野リサ、EMIミュージック・ジャパン)である。小野リサ、現代日本のボサノヴァシンガーの第一人者。そんな彼女がフレンチポップスに挑戦。彼女の魔法にかかれば、シャンソンだって極上のフレンチ・ボッサに様変わり。ボサノヴァ大好きな私が、フレンチカングーで湘南を流すのに欠かせない一枚であります。

小野リサはデビューの頃から結構気になる存在だった。ボサノヴァのためにある、あの気だるく、乾いた声。ブラジル生まれならではの完璧なポルトガル語(ってお前は完璧かどうかわかるのか?(^^;))。彼女のことは一発で好きになった。1962年生まれの同い年というのも少なからず距離感を縮めている。そんな彼女も三人目のお子さんをご懐妊とのこと[1]。既に二児の母であることすら知らなかったが、めでたいニュースも最近の彼女の話題。

サッシペレレ
サッシペレレのマッチ箱

彼女の父親が四ツ谷で「サッシペレレ」というブラジル音楽レストランを営んでおられる。時折、小野リサのライブが聴けるということで、その昔、大阪勤務時代に東京出張が頻繁にあった頃、仕事の帰りに何度か訪れたことがある。結局、小野リサには会えずじまいだったが、なかなか雰囲気のよい店だった。

ゲッツ・ジルベルト

ボサノヴァとの出会いは結構古い。小学生の頃、ポピュラー音楽といえば映画音楽だった。その頃親が買った「ポピュラー音楽全集」の映画音楽を聴くのが好きだった。フレンチボサノヴァの名曲としても有名な「男と女」のテーマもそんな中の一曲。そのレコード全集の中にポップスやロック、ジャズ集に混じってボサノヴァ集もあった。映画音楽に飽きたころに、ちょっと背伸びして聴いてみたのが「イパネマの娘」。ジョビン作曲とヴィニシウス作詞の名曲中の名曲だが、そのなんともいえない「男と女」に通じる切ない美しいメロディに、子供ながらにイパネマ海岸に行ってみたいと思った。

音楽にはあらゆるジャンルがあり、私もそれなりにいろいろな音楽を聴いてきたが、やはりもっとも美しい音楽は「ボサノヴァ」であるというのが私の結論。あの独特なコード進行、転調の繰り返しもメロディの美しさの要因の一つかもしれない。

そんなボサノヴァの申し子みたいな小野リサがフランス音楽を料理する。このアルバムは発売当時(2003年)、たまたま横浜元町にある「シリリュス」に娘の子供服を探しに行った際、店内で流れていたBGMがこれだった。フランスのショップらしく洒落たフランス語の音楽だなあと思ったのだが、その歌声は確かに聞き覚えのある声。小野リサ?と思ったが、いつものポルトガル語ではない。後で調べるとこのアルバムを出したばかりということで納得。カングーを購入した際に、すぐに手に入れ常備した。

小野リサ

小野リサが直球ではない言語で歌うブラジルテイストの粋なアルバムは、やはり王道であるセダンやスポーツカーではないが、いなせな楽しいカングーによく似合う。実に新鮮な気分で、フレンチポップスが味わえる一枚になっている。



[参考・引用]
[1]小野リサ ビックリ45歳で第3子妊娠、デイリースポーツonline、2007年9月19日、
http://www.daily.co.jp/gossip/2007/09/19/0000637596.shtml
[2]小野リサ公式ホームページ、
http://www.onolisa.com/main/index.html

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[ 2007/09/23 06:18 ] music/音楽 | TB(0) | CM(0)

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