123,456km

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先月末、愛車エクストレイル君の走行距離がタイトルのようにエンジェルナンバーに達した。前車カングー君は11万km弱で手放したから、余裕の記録更新だ。旅行中にレッカー車で病院行きとか、家族全員でエンストした車を押すなんて50年以上も前の映画のような故障経験がなければまだ乗っていたかもしれないカングー。エクストレイルの方は、1度リコール対象の不具合で一瞬エンストしたことがあるが、それ以外は故障らしい故障は発生していない。やはり生産品質に関しては、国産車が安心である。同じグループ企業の製品なのにどうしてこうも違うのだろう。カングーは初代で、まだ日産がルノー傘下になっていない頃のフランス車だったからこんなもんかもしれないが、あれからルノーの生産品質(走る、曲がる、止まる、座るの機能品質は侮れないと思うけど)はアライアンス効果で少しは向上したのだろうか?悪貨は良貨を駆逐するというからねえ…。

2015年日本自動車耐久品質調査(VDS)スコア2016年日本自動車耐久品質調査(VDS)スコア
2016年日本車耐久品質調査(VDS)スコア[2]

顧客満足度調査で有名なJ.D.パワーのデータを調べてみた。参考にしたのは、日本国内では2015年から調査をスタートした耐久品質調査(VDS)というもの。新車購入後37-54ヶ月(3年~4年半)経過ユーザーを対象に、177の項目にわたって直近1年間のユーザーの不具合経験を聴取している[1]。2015年、16年ともにトップはやはりというかトヨタの高級車ブランド・レクサス。以下業界平均以上の常連はトヨタとホンダで上位は日本車独占。三菱が意外にも15年にホンダに続く4位だったが、例の件も影響したのか(あれは耐久品質というよりは燃費偽装)、16年はポイント、順位ともに大きく落している。外車はベンツ、BMW、アウディが低レベルで熾烈な争いを行っている。ルノーなんて母数が少ないのか、ランクすら上がってこない。でも外車が故障しやすいというのは相変わらずのようである。エクストレイルの日産は外車よりはマシだが、国産メーカーの最下層を這うなんとも微妙な位置で低迷している[1][2]。

2016年米国自動車耐久品質調査(VDS)スコア
2016年米国車耐久品質調査(VDS)スコア[3]

米国市場ではどうなのかと調べてみると、2016年のトップはやはりレクサス。続くはポルシェ。さすがこの2つのブランドは他を引き離して高級車の最低用件を満たしている。でも業界平均以上の16ブランドのうち、日本ブランドはレクサスを含む3社5ブランドのみ(レクサス、トヨタ、ホンダ、アキュラ、インフィニティ)。平均以下には三菱、マツダ、スバル、日産(こちらも「あちゃー」だ)も続くので、決して圧倒的に日本車の品質がよいと評価されている訳ではなさそうだ。アメ車がけっこう頑張っている[3]。筆者は旧型エクストレイル君でほとんど不満がないので、レクサスの品質がどれほどスゴイのかものすごく気になる。16日付でレクサスワゴン3万台のリコールが出ていたけど[4]、リコール出しても不具合経験を感じさせないようなアフターフォローが徹底しているのだろうか?故障件数という単なる物理指標ではなく、あくまでインタビュー調査なので、そのブランドに対する印象もスコアに反映されるのかもね。

シートヒーター
この時期ありがたい機能、シートヒーター

さて、ここ最近めっきり寒くなってきたが、朝早い私は、クルマに乗り込む瞬間が辛い。冷え切った合皮シートが氷の上に座っているかのようにアソコが縮み上がる時がある。そんな時うれしい機能がシートヒーター。標準装備だったのかはわからないけど、新古車で買った愛車には、このシートヒーターが付いていた。エアコンではエンジンが暖機されるまでなかなか効いてくれないが、これは速暖。1分も掛からない程度でおしりと腰を温めてくれる優れものだ。腰痛も和らげてくれる。この機能は全席対応なので家族にも大変評判がよい。ただ、発熱装置はエネルギーを消費する。電気自動車も冬場の暖房が厳しいと聞く。内燃機関のように排熱が使えないからだ。だから、シートヒーターは5分程で切るのだが(あまり長く付け過ぎると今度は熱く感じる)、そんな短時間でも相当効果がある。現行エクストレイルのクイックコンフォートシートヒーターに関する技術情報によれば、やはり生理学的に暖かさを感じやすい部位というのはあるようで、部位と発熱密度、時間できめ細かに制御しているとのこと[5]。でも前席だけになったのは残念。ハイブリット仕様設定の影響かな。

愛車の燃費推移2016
6年間の愛車の燃費推移

この図は、愛車の購入時から今まで、満タン法で計算した燃費データをプロットしたものである。今までのトータル燃費はリッター10.8km程度。20キロとか30キロが当たり前になった昨今のハイブリット車の燃費に比べれば非常に効率が悪い。そんな3ナンバーのRVで毎日100kmを人間1人だけ運搬している訳だがら、COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)パリ協定の目標値に対して、なんとも申し訳ないくらい無駄にCO2を排出している(Mr.トランプを支持するピックアップ乗りたちは、そんなこと微塵も考えないだろうが)。データを見て、燃費が落ちているのは夏と冬。夏場は明らかにエアコン(冷房)の影響。私は冷房が嫌いなので、夏でも窓を開けて走ることが多い。だから、夏場の悪いデータは本当にエアコンをガンガン使わざる得ないほど酷暑の時にピーキーに出ていると思われる。冬場のエアコン(暖房)はエンジンの排熱や冷却水熱を戻しているので燃費にはさほど影響しないはず。では何が影響しているのかというと[6]の解説がわかり易い。低温による空気密度やガソリン気化の条件変化、エンジン部品の冷却によるフリクションなどが影響しているようだ。寒い冬は、アイドリング時の回転数上がるもんね。また私の通勤パターン(早く出て早く帰る、いや帰りたい)とも関係するが、冬場は朝晩ともに暗いので、消費電力の大きいハロゲンタイプのヘッドライト点灯時間も燃費に影響しているのかなと思った。でも[7]によれば、ほとんど影響はないみたい。

さて例年だと燃費が落ちるのはこれからの春先までのシーズン。厳冬になるのか暖冬になるのか。でもまだまだ快走、エクストレイル。

2016師走の早朝
寒々しい2016師走の早朝(富士山と満月が美しかった)

[参考・引用]
[1]2015年日本自動車耐久品質調査(VDS)、J.D.Power、2015年10月21日、
http://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2015%20Japan%20Vehicle%20Dependability%20Study
[2]2016年日本自動車耐久品質調査(VDS)、J.D.Power、2016年10月20日、
http://japan.jdpower.com/ja/Press-release/2016%20Japan%20VDS_PressRelease_J
[3]2016年米国自動車耐久品質調査(VDS)、J.D.Power、2016年2月25日、
http://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2016%20US%20VDS%20Study%20J
[4]トヨタ3万台リコール=ブレーキ装置不具合、時事通信、2016年12月16日、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000075-jij-soci
[5]クイックコンフォートシートヒーター、エクストレイル車両搭載技術、日産自動車ホームページ、
http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/qch.html
[6]冬場は夏場より燃費が落ちる理由、田中さん家の自動車保険選び、
http://carhoken-tanaka.com/winter.html
[7]ヘッドライトと燃費の関係 -W/モータージャーナリスト 中村孝仁さん、ヘッドライト早期点灯研究所、2015年12月2日、
http://www.omoiyari-light.com/LAB/INTERVIEW/000765.html
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[ 2016/12/18 16:44 ] X-Trail | TB(0) | CM(0)

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