果てしなく続くストーリー

果てしなく続くストーリー

昨日は関東で、俺が生まれた1962年以来の54年振りに11月の初雪となった。リスク回避のために山奥のメインオフィスは避け、横須賀での勤務に切り替えたのだが、雨だと思っていたここ横須賀も午前中はかなり吹雪いていた。先週までは、家の中ならまだ半袖でも過ごせたのにこの気温差は何だ?

2016年11月25日江の島
この画像じゃ、俺の感動を伝えられない。

今朝もまだその余韻の残る寒い中、路面凍結に注意しながら、いつものようにクルマで職場へと向かう。国道134号沿いのちょうど江の島が見え始めた頃、真っ白に雪化粧した富士山に従うように連なる山々がまるで蜃気楼のよう。それらを背景に海面に広がる靄(もや)の上に浮かぶ江の島の幻想的な絵図に、運転中にも関わらず思わず見入ってしまった。ドライブレコーダーの粗い画像では、その美しさを伝えられないのが残念だ。ちょうどその時にSDの音楽ファイルからMISIAの『果てしなく続くストーリー』が流れて来た。この荘厳な曲が、何千年、何万年と続いて来た大自然の悠久の歴史を感じさせるようなこの風景とダブり、とても感動してしまった。「A.I.?」でも紹介したように、愛車のナビシステムには人工知能が搭載されているのではないかと思うくらい見事な選曲。



たまたまコンデジを持って来ていたので、どこかでクルマを止めてこの感動的な風景を写真に収めたいと思ったのだが、うまい具合に駐車できる場所が見つからない。134号沿いの駐車場はどこも有料なので、こんなに朝早くだと開場していないのだ。早朝とはいえ、交通量も多く比較的高速で流れる国道なので、車線をふさいでしまう一時停車も気が引ける。こんな絶景を拝める国道沿線になぜ気の利いた駐車スペースがないのだ。

2016年11月25日大山連峰
朝日に映える大山連峰。美しかった。
湘南大橋から富士を望む
I'm going my way. 湘南大橋から富士を望む。

日本の都市には、歩道にもちょっと休憩できるベンチやそれに準ずる施設が少ない。親父が身体を壊して要支援になって、それでもたまにはゆっくりでもいいから近所を歩いた方がよいと思って、実家に帰った際には自分でも歩いて街中を観察してみるのだが、本当に腰掛ける場所がない。福岡でもそうなのだから、山谷が多く高齢化が進むここ横須賀ではもっと深刻な問題だ。道路だと(緊急時の)「非常駐車帯」とか(離合時の)「待避所」という発想になってしまい決して休憩場所ではない。こういう都市設計にも日々時間に追われ“休む”ことに鈍感な日本人の国民性が表れている。

『果てしなく続くストーリー』を聴いてしばらく進むと、今度はバカラックの“What the World Needs Now Is Love”だ。富士や大山の雄大な風景を眺めながら、「こいつ(ナビシステム)は(A.I.を)持っている」と思った。

2016年11月25日富士山
2016年11月25日大山
果てしなく続く夢や愛は 自然をも動かす きっと

車の中で音楽聴いていると完全に自分の世界に入ってしまう。先日の東北の地震や津波も会社に到着する直前まで全く気づかなかった。テレビ音声に切り換えると警報が鳴っていて驚いた。相模湾で津波が発生したら、逃げ遅れてお陀仏だね。日本で季節外れの初雪が降ったかと思えば、今度はフィリピン沖で台風25号の発生。日本に影響はないというが、地球は何かおかしくなってきている。


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[ 2016/11/25 23:16 ] music/音楽 | TB(0) | CM(0)

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