デュエット~男と女

稲垣潤一『男と女5』

いやー寒くなりやした。フジヤマもようやく白い帽子をかぶり、いよいよ秋本番?といっても今年もあと2ヶ月。最近は春・秋の季節感がなくなってきたから一気に冬将軍に突入でしょうか。こんな季節にはしっとりデュエットでも聴きたい、歌いたい。稲垣潤一さんが女性歌手のヒットナンバーをデュエット曲にリメイクして、錚々たる女性ヴォーカリストたちとデュエットを歌うコンセプト、「男と女」シリーズが人気なのだそうだ。シリーズも既に5作目、ハコスカの『男と女5』ジャケットを見てしまうと、マジでAmazonのカゴに入れてしまおうかと思うのだけど、第1作目はすいぶん昔にレンタル屋でCDを借りてきて、クルマの中でもお気に入りの一つとして聴いている。

Hi-Fi-Setのヴォーカリスト山本潤子さんが好きなので、今どきの季節にピッタリの『秋の気配』とかしんみり聴いてしまう。稲垣自身の曲『ドラマティックレイン』では中森明菜さんの存在感抜群だし、ター坊こと大貫妙子さんとの『サイレント・イヴ』では彼女のでしゃばらない歌い方が流石「貫禄」の一言。涙ものの『木綿のハンカチーフ』なんて、デュエットではなく太田裕美さんのソロで聴きたかったくらい。





と、私の感想を整理すると稲垣潤一はいらないのでは?と思ってしまう。Amazonの評価コメントなどを見ると、総じて高評価なんだけど、確かに歌手(声質)の相性に好き嫌いはあるだろうし、中には「稲垣のあの固い声はデュエットには合わないと思う。おまけにでしゃばりすぎ、変なハモリは高校の合唱部並み。デュエットはそんな簡単なもんじゃないんだよ>>稲垣君。」なんて手厳しい批評もある。“ハモリは高校の合唱部並み”はなるほど本質をついているかもしれないが、結局そういう感じが良いのだと思う。この「男と女」シリーズに、デュエットの高度なテクニックや奥深さなんか求められていない。

デュエットってカラオケの定番だけど、誰もが知っている懐かしい名曲を聴きながら、男性は稲垣パートを歌い、女性は憧れの稲垣とデュエットをする疑似カラオケを体験することで気持ちよくなっているのだと思う(カラオケ練習も兼ねてネ)。かくいう私も、クルマの中で男性パートを、あるいは第3のパートを試しながらハモリを楽しんでいる。多分、素人が聴きやすく歌いやすいようにアレンジしてるんじゃないだろうか。マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルじゃ難しすぎて歌えねえんだよ。日本語じゃないし。



アルバムジャケットがカッコよすぎだろ



自分がカラオケで歌う、歌わないは別にして、皆さんが好きなデュエット曲って何ですか?今回は同性デュオを除く男女デュエットに限定するけど、あ・うんの呼吸で歌うデュエット曲なのでDNAで繋がる親子や兄妹のよる名曲は多い。

Unforgettable/Natalie Cole & Nat King Cole
有名なところでは、この奇跡の親子デュエット。





Somethin' Stupid/Frank Sinatra & Nancy Sinatra
シンプルな曲なんだけどシナトラ親子のこのデュエットは大好き。作詞・作曲のカーソン・パークスはあの奇才ヴァン・ダイク・パークスの兄さんなんだって!知らんかった[1]。



名曲だけにロビー・ウィリアムス&ニコール・キッドマンバージョンや、大瀧詠一&竹内まりやバージョンもありまっせ。故・大瀧さん、自分の娘がもし歌手になっていたら、この曲を一緒にデュエットしたいと思っていたそうだ(涙)[2]。







The Carpenters/Yesterday Once More
兄妹デュエットといえば、この人たちでしょ。





愛の奇跡/ヒデ&ロザンナ
僕の中での夫婦デュエットといえば、ヒデ&ロザンナが最強かなあ。オジサンにとって”アモーレ”は長友&平ではなく、ヒデ&ロザンナなのだ。





WINDING ROAD/絢香×コブクロ
歌の上手いカップルで盛り上がれるカラオケ定番曲といえば、例えばこれ。





厳密にいえばデュエットでなく男女トリオなんだけど、おまけで男女トリオの”デュエット”といえばHi-Fi-Setとか、このRoger Nichols & The Small Circle Of Friendsでしょ。ロジャー・ニコルスと友人・マレイ・マクレオドとその妹のメリンダによる混声ユニット。

The One World of You And Me/Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
古い人だと「はて、どこかで聞いたような…」。そう昔ネスカフェのCMに使われたロジャーの曲。若い頃のアップテンポのロジャー・ニコルスもいいけど、年齢を重ねても変わらぬ彼らの美しいハーモニー、涙出そう。





ふたりの愛ランド/石川優子&チャゲ
俺たちオジサン世代のカラオケ曲だと、





二人のハーモニー/矢野顕子&宮沢和史
ちょっと大人の雰囲気で、





かっこいいブーガルー/横山剣×渚ようこ
個人的にはやはり横山剣&渚ようこがNo.1。これカラオケで歌いたい。





The Look Of Love/Vikki Carr & Burt Bacharach
Best Of Me/David Foster & Olivia Neton John
しかし、やはりこんな風に男女が見つめ合って、照れずにデュエット歌うのは、日本人には無理だよね。男はピアノかあ…。







[参考・引用]
[1]恋のひとこと、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A8
[2]Longtime Favorites、SITE DOI、
http://sitedoi.la.coocan.jp/request_2.htm
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[ 2016/10/30 16:50 ] music/音楽 | TB(0) | CM(2)

デュエットソング

★ いやいや「秋の気配」では余計なコメントを失礼しました。
  今回のデュエットソングの薀蓄、濃密ですね。
  稲垣潤一の「男と女」シリーズは全部持っておりまして、カバー曲等を中心に
  色々と聴かせて貰っています。カラオケのネタにしています。

  今回「Somethin' Stupid」の件が引っかかります。竹内マリアのCDにも入っており
  聞き覚えがありました。ご紹介いただいたアーティストの曲も味わいがありますね。

  弊BLOGでも余力があるときにデュエットソングの記事を書こうかなと思います。
[ 2016/11/05 21:50 ] [ 編集 ]

Re: デュエットソング

SDTM様、
とんでもないです。ちょうど「男と女」はネタにしようと思っていたのでちょうど良いきっかけになりました。
稲垣さんも嫌いじゃないですが、このシリーズはやはり女性ボーカルが光ります。
”Somethin' Stupid”は大好きな曲の一つです。大瀧&竹内で歌っていたのは知らなくて、いやあ見事なカバーです。
シナトラの中では割と新しめのアルバムに”Duets”というシリーズがあって、これもなかなか良いですよ。
https://www.amazon.co.jp/Duets-Frank-Sinatra/dp/B000002USN
薀蓄ってほどじゃないです。有名どころを並べてみただけですが、改めて音楽って時代に関係なくいいなあと思いました。
[ 2016/11/05 22:24 ] [ 編集 ]

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