バルンくんのさんぽ

バルンくんのさんぽ

本日のクルマノエホンでは、バルンくんシリーズ第3弾、「バルンくんのさんぽ」(こもりまこと・作、福音館書店月刊こどものとも0.1.2.通巻95号)を取り上げる。

バルン バルン バルルーン。いつもの軽快なエンジン音を吹かしながら、さんぽに出かけるバルンくん。その途中で数々の名車と出会う。

バルンくんのさんぽ その1
丸目のボルボ・ステーションワゴン(145)もあったのだね(「バルンくんのさんぽ」より)

最初のセダンは排気量まではわからないけれど、BMW「ノイエ・クラッセ」シリーズの1500かな?狭い場所に縦列駐車をしているのは、オールド・ミニ、ラジエータグリルの形状からオースチンのMk-II。スーパーマーケットへ買い物に来たのは、荷室大容量のボルボ・145。ホテルの前へ到着する高級車は、メルセデス・ベンツ600リムジン(多分)。配達中に休憩をしているピックアップトラックは、2代目フォード・F-100。川そばのキャンピングカーはVWタイプ2のT2型。オフロードを走るのはジープCJ-2。サーキットの赤いフォーミュラカーはフェラーリだと思うけど、8気筒だから158かな?クルマの使い途はそれぞれだけど、やっぱり走るの大好き、スポーツカー、バルンくん。

バルンくんのさんぽ その2
フォーミュラカーの背後にさりげなく描かれたサインボードには”PHIL”の文字が。アメリカ人初のF1ワールドチャンピオン、Phil Hillか?ただフェラーリ8気筒での戦歴はないのだよね[1]。「バルンくんのさんぽ」より)

息子が中学生になって、実家の片付けと並行して自宅も片付け、レイアウト変更を行っている。昔、子供たちが遊んでいたもので、もはや使わなくなったガラクタも大量に処分。その中に「ダンボールのバルンくん」もあった。愚息の2歳のクリスマスに私が自作したものだ。

ボロボロになったバルンくん
ボロボロになったバルンくん

製作の経緯は記事にして記録に残したが、しばらくはよく遊んでくれた。しかし、彼が小学校に上がる頃には身体も大きくなり、次第に乗り込むことが出来なくなってきた。そうなると、“バルンくん”はおもちゃ箱となり、そのうち不要なモノ入れと化して、部屋の隅で埃をかぶるようになった。まるで絵本“The Little Red Racing Car”の主人公、農場の納屋でひっそりと朽ち果てていたマセラティ300Sのように。

製作当時の息子とバルンくん
製作当時の息子とバルンくん2
英国紳士気取りで遊んでいた息子(製作当時)

ただ「ダンボールのバルンくん」は、赤いマセラティのように修復されることなく、資源ゴミとして廃棄することになった。息子と一緒に分解をし、「へえーっ、ここはこうなってたんだ!」などと新しい発見や懐かしさを噛みしめるように折りたためられた。こうやって役割を果たしたモノは捨てていかないと、実家のようにゴミ屋敷となってしまう。ありがとう!バルンくん。ボロボロになるまで放っておいてゴメンな。

解体後のバルンくん
解体後のバルンくん。材料が何だったかわかります。

「バルンくん」シリーズ
第1弾:「バルンくん」(初版1999年2月1日)
第2弾:「バルンくんとともだち」(初版2001年3月1日)
第3弾:「バルンくんのおさんぽ」(初版2003年2月1日)
第4弾:「バルンくんとおたすけ3きょうだい」(初版2004年3月1日)

[参考・引用]
[1]フィル・ヒル、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%AB
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