活断層

昨日の大地震で犠牲になられた方、被災された多くの方へお悔みとお見舞いを申し上げます。

学生生活を送った6年間、地震らしい地震を経験しなかった熊本で、まさか震度7の激震が起こるとは思わなかった。震度7なんて阿蘇の大噴火かと思ったが、日奈久(ひなぐ)断層帯のズレが原因とのこと[1]。こんな長大な断層帯が九州のど真ん中を突っ切っているなんて知らなかったが、卒業した資源開発工学科では地質学の講義で教わっていたはず。いかに勉強していなかったかということが露呈した。その熊大の教授をされている先輩が、震源地の近くに住んでおられていたので心配したが、家屋、ご家族共に無事だったことが確認できた。研究室はぐちゃぐちゃだったらしいけど。その他、お世話になった方々の状況は確認できていない。

今日の帰宅途中、またSDの音楽を聴きながら運転していると、森高千里の『この街』が流れて来た。「A.I.?」で呟いたようなランダム選曲の偶然が再び。肥後もっこすのど根性で、自分を育ててくれた『この街』が元気に復活することを祈りたい。

それにしてもたかだか半世紀の人生で震度7の地震が3度も起こるなんて。しかも1949年に「地震観測法」が制定されて以来発生した4回のうちの3回[2]。その1つは震源地淡路島で遭遇した阪神・淡路大震災(1995)、1つは震源地ではないが日常生活にもしばらく大きな影響を及ぼした東日本大震災(2011)、そして今回。どれも自分と何らかの関わりがある。

詳しくは語らないが、以下の記事では数年前から今回の断層を含めた九州全体のリスクについて警鐘を鳴らしていた。

<九州M8クラスの直下型は巨大地震になる可能性>

実家のある福岡も最近、不気味な地震が続いていると聞く[3]。今回の日奈久断層の東には、南海トラフなど今後高い確率で発生すると言われる巨大地震発生域に向かって大断層帯、いわゆる中央構造線が連なる[4]。断層帯の西の先には再稼働した川内原発が存在する。また阿蘇山への影響も心配だ。来週から再び父の介護で福岡へ。なんだか心配になってきたが、こっちにいてもリスクはそれ以上。やっかいな自然災害国に生まれた日本人の宿命だ。

九州地域の主な活断層 九州・四国の原発所在地
九州地域の主な活断層(左)[5]と九州・四国の原発所在地(右)[6]

[参考・引用]
[1]日奈久断層帯で発生 地下断層は長さ18キロ幅10キロで60センチの横ずれ 地震調査委が評価、産経WEST、2016年4月15日、
http://www.sankei.com/west/news/160415/wst1604150093-n1.html
[2]震度7は熊本地震で4回目、政治山、2016年4月15日、
http://seijiyama.jp/article/news/nws20160415-6.html
[3]福岡沖地震11年 続く余震、「警戒」新たに、西日本新聞、2016年3月20日、
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/232656
[4]中央構造線ってなに?、大鹿村中央構造線博物館、
http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/subindex03.htm
[5]九州地域の活断層の地域評価、地震本部(地震調査研究推進本部)、
http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/regional_evaluation/kyushu-detail/
[6]九州M8クラスの直下型は巨大地震になる可能性、カレイドスコープ、2013年2月23日、
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1875.html
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