crocs2

今回のお話は「サンダル」である。やっと梅雨も明けたし、夏はお気に入りの一足で出かけたいもの。長時間の車乗りにとってシートは非常に重要なアイテムであるが、万人にとって「歩く」ことは最も基本の動作。シート以上に「履物」の良し悪しは日常生活、ひいては健康状態までも左右する。

息子が入院する前の先月3連休の一日、家族で大船と江の島、鎌倉に遊びに行った。大船のモノレールと江ノ電に乗りにである。家族全員、大船のモノレールは初体験であったが、なかなかのスピード感は正直予想外の楽しさだった。

車ではないので、当然基本はウォーキングだ。しかもかなり歩く。天気のよい暑い日だったので、足への負担が少なく、通気性のよいシューズが必要になる。妻と子供たちはお気に入りのクロックス(crocs)を履いて行った。クロックスはご存知の方も多いと思うが、最近大人気のアメリカ製健康サンダルといえばよいだろうか。クロックスは、2002年に会社設立、本国アメリカでも快適でファッショナブルな多目的シューズとして、2003年頃から若者を中心に大ブームとなった。

雑誌「日経TRENDY」の8月号で07年上半期のヒット商品番付が紹介されていたが、クロックスは堂々の2位にランキングされている。ちなみに1位は任天堂の「Wii」、3位は「Billy the Boot Camp」、あのビリーである。解説によると、軽量で履き心地のよい機能性、豊富なモデル&カラーリングと「ジビッツ」というクロックス特有の丸い穴に付けるアクセサリーなどのファッション性(カスタマイズ性)が、他人とかぶりたくない20代後半~30代の子供を持つママ達のハートを射止め、その母親が子供たちに履かせるといった循環で、日本でも遅ればせながらここ1年で急激な大ヒットとなった様である。「おしゃれ母子」が購買の牽引役と書かれていたが、我が妻子が「オシャレ」かは別として、我が家は完璧にこの購買スパイラルに乗った典型例といえる。

athens_pearl turquoise

昨年10月に家族でハワイへ行ったときには、ショッピングモール中クロックスが溢れていた。そのときには私のみ「athens」モデルのpearl turquoiseというターコイズブルーと白の対比が鮮やかなビーチサンダルを購入。デザインもさることながら、そのフィット性のよさには感心した。そのときにもっと買っておけばよかったのだが、今年の夏を迎えるにあたり、家族全員クロックスを履こうということになった。

Girls Mary Jane_Choco

このクロックス、正規の直営販売店が数少ない。扱うワゴンショップもあるにはあるが、色やサイズが全然ない。そんな数少ない直営店が横浜ベイクウォーター内にある。確か先々月に行ったときには開店がAM11時と遅く、長打の列が出来ていたのに唖然。親はゆっくり見ることもできず、まあ色もサイズもなかったのだが、かろうじて子供2人分のみゲットした。

Croclling_Khaki Camo

娘にはシックで可愛い「Girls Mary Jane」モデルのChocoを、息子には迷彩色がカッコいい新作「Croclling」モデルのKhaki Camoを買ってあげた。これにちょっとだけジビッツでアクセントを付けている。履き心地がよいのであろう、それ以降子供たちが外で遊ぶときは気に入ってこれを履いている。

大ブームなのに取り扱う直営店も少ないとなると、ネット市場が大きく動くのは当然の流れ。特に人気のモデル、カラー、サイズはオークションで高値で取引されることになる。高値で取引されだすと、店頭、通販両方の市場から商品も消えていくという悪循環。妻がやっとの思いで、まあまあの適正価格でヤフオクでゲットしたのが、「Mary Jane」モデルのChocoである。三人ともシックな色合いでまとめたが、なかなかgood&coolである。

Flitedeck_Autumn Tan

さて私はというと、家族全員クロックスというのもあまりなので、メレル(MERRELL)のサンダル、「Vapor」モデルのBrown/Orangeを購入。メレルは2年ほど前から通勤・ウォーキング用に「Jungle Moc」というモデルのAutumn Tanを履き始めたのだが、これが非常に疲れない良いシューズだった。それまでにも、いろいろな靴を履いてきたが、このメレルが私にとってはこれまでの中でベストマッチであった。以来、私の中ではメレルは好印象のブランドなのだ。で、大船・鎌倉に履いていったのもこれ。

Vapor_Brown/Orange

しかし、世の中そう甘くはなかった。両足にまめが出来、帰る頃は結構辛かった。原因は、今回初めて下ろした靴の上に、さらにかなり歩いたことによるものだと思うが、デザイン優先の形状なのか、結構切れ目の突起が複数個所、足の甲やかかとに当たるのである。それ以外はクロックスに比べかなり重くはあるが、ソールのフィット感はメレルのそれだし、靴下を履けばほとんど問題ない。その後何度か履いているが、段々形が私の足に適合してきたのか、使用するごとに履き心地は向上していっている。事実、クロックスとて娘の足にまめをこしらえた。評価はこれからだ。

Cayman_Navy

ところで、私はクロックスをもう一足持っている。最もオーソドックスな「Cayman」モデルのNavyである。これは会社の置き靴として使用している。私は一日の大半を会社で過ごす。デスクワーク中心ではあるが、靴は履きっぱなし。当然お気に入りのメレルを使用しても、蒸れやむくみは生じてしまう。そういう会社靴としてクロックスは最適だ。軽さも合わせ、横広なのでフィット性はないがソールの履き心地が非常によい、穴があいているので、通気性の問題もクリアである。一日中履いていてもまったく負担にならない優れものである。

メレル「Vapor」
メレル「Vapor」

はだしと靴下履き、歩行距離の差はあるが、現在のところクロックス「Cayman」にやや軍配。素性はよいので、メレル「Vapor」の今後の馴染み具合に期待したい。

[参考・引用]
[1] 07年上半期のヒット商品番付2位クロックス、「日経TRENDY」、8月号、p18-19
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