忙しない今年の大晦日

2016卓上カレンダー

とうとう今年も大晦日。公私ともになんとも忙しない1年だったが、最後の最後まで落ちかない。自分の身の回りは全く片付かず年越しだ。年賀状もさきほどやっと書き終えたばかり。こんなブログを書く余裕もないはずなのに、忙しいときほど別なことをしたくなる。写真は毎年恒例の2人の自動車イラストレーターによる来年の卓上カレンダー。このブログを通じて知り合いになった松岡信男氏と溝呂木陽氏によるもの。私はアートとは縁のないテクノロジーを生業とする企業サラリーマンだが、全くスタイルの異なる彼らと出会ってまた違った視点がもてるようになった気がするし、アートの道に進もうとしている娘を持つ親としては、頼もしいアドバイザーでもある。色々な事件、スキャンダルがあった2015年だが、このように混沌とし気が滅入る時代に必要なのは、技術力でも政治力でもなく、彼らのようなアート力なのではないかと最近考えるようになった。

明確な根拠がある訳ではないのだけど、テクノロジーは戦争に利用されたり環境破壊の要因にもなっているし、日韓問題一つとっても政治力が双方の国民にとって何ら本質的な問題解決の手段になっていないことを目の当たりにすると、人種、性別、世代を問わず心の内面にストレートに訴えかけるアートの力がこれからは人を動かす重要な手段になるんじゃないかと。アートと言っても名画や巨匠作品のように大上段に構える必要もない。身近で言えばこのブログのテーマである絵本もそうかもしれないし、商品のパッケージデザイン住宅の建築、クルマのカタチなんかもアートである。

東京五輪エンブレム佐野案
物議を醸した当初の東京五輪エンブレム案。採用はされなかったが歴史には刻まれるであろうデザイン。

そのアートが今年、世間を大きく騒がせたことは記憶に新しい。新国立競技場の建築デザインに東京五輪のエンブレム問題。ある意味、アートが社会に大きな影響を与えることの証左でもある。影響を及ぼす力が大きいものにほど、カネや悪どい人たちが集まるものだ。テクノロジーや政治の辿った同じ過ちを繰り返さぬよう、アートには我々の精神面に作用する本来の“フォース”を与えてもらいたいものだ。

こんな駄ブログに寄っていただいた方、来年も皆様が良いお年を迎えられますよう。yoyo
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[ 2015/12/31 22:41 ] art/アート | TB(0) | CM(0)

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