ラグビーW杯 大金星
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フットボールはサッカー派なので、ラグビーは普段あまり関心がなく過ごしてきた。でも学生時代は高校・大学ラグビー全盛の時代だったので、結構試合も観ていたし、ラグビー経験は高校の体育の授業以外(体育教師がラグビーの名門、福岡高校→明大のラグビー部OBだったので結構熱くやっていた)はないけれど最低限の知識は持っている。新国立競技場の件では日本でラグビーW杯が開催されるのかと初めて知った方も多いと思う。僕も今回の“事件”を機に、先日始まったばかりのワールドカップ・イングランド大会で久々にラグビーを楽しもうという気になった。日本代表の初戦の相手は過去優勝2度、今回も優勝候補に挙がっている南アフリカ共和国。サッカーで言えば、ドイツ、アルゼンチン、ブラジル以上の格上も格上の強豪国である。日本代表はW杯ではまだ1勝しか上げていないし、まあ初戦は捨て試合、負けるにしてもどれくらいの点差で負けるかで今回の日本代表の実力が図れると思っていた。で、今朝スマホで速報を見てみると、何と34-32で勝っとるではないか!一瞬我が目を疑った歴史的大金星である。

しまった!録画しとけばよかったと改めて地上波放送の予定を調べてみると、本日午後、日テレで録画ダイジェスト版が放映される情報を確認。さっそく録画予約をした。学生時代のラグビーバカの友人にもメールしたら、彼も二日酔いから起きてニュース速報を見たばかりで同じく驚愕していた。今日は息子のサッカーの試合を見学しに行くので、夜ゆっくり観戦することにしよう。

日テレは今回のW杯の地上波放映権を持っているので結構色々な番組でプロモーションをやっている。先日元慶大ラグビー部OBという安村アナウンサー(とにかく明るい安村ではないよ)が、学生時代には鍛え上げられていたであろう肉体も今や見る影もないぶよぶよの体で、日本代表の合宿トレーニングに参加取材していた。彼は少しの練習でバテバテだったのだが、選手たちはこの程度は歯磨きみたいなもんですと笑いながら答えていた。ラグビー選手の体力は半端ないとはわかってはいても、彼らの身体能力は我々の常識を超えている。俺みたいに「あー腰痛えー。会社休も。」とか言っていたら半殺しにされるだろう。W杯クラスの強豪国は彼ら以上に体格もパワーも勝っている訳だから、想像しがたい苦行を乗り越えての今回の大金星だったのだと思う。

林敏之
「壊し屋」林敏之[1](瞬殺)

ラグビーの日本代表といえば、僕らの世代では林、大八木、平尾ら同志社→神戸製鋼メンバーが最強であり伝説だった。特にロックの林敏之は(病院送りの)「壊し屋」(怖えええ)と異名を取るほど相手国からも怖れられる存在だった。その昔、会社の先輩が英国に留学中の頃、彼と国際電話で業務連絡をしていた時のこと。「お前、ラグビーの林って知ってる?」と突然質問をしてきた。「もちろん知ってますよ。神鋼の林さんのことでしょ?日本ラグビー界では神です。彼が何か?」と俺。「俺、ラグビーのこと全然知らないんだけど、なんか有名人なんだって?こっちで彼と友だちになっちゃってさー」と耳を疑うような事を言い出した。彼は神奈川出身で京大院卒の相当優秀な男なのだが、まあ一般的な常識に疎いというかキレキレの研究以外はいつもこんな調子だった。

先輩の話によれば林氏も当時オックスフォードに留学中で、ロンドンの語学学校で知り合ったそうだ。先輩も180cm以上あるイケメンの大男で、同い年同じ関西の大学出身、酒好きで豪放磊落な共通点も多く、すぐに意気投合したのだと言う。林氏は既に英国でも有名人だったので、メディアの取材も受けていて、先輩と談笑し合う日本人二人の写真が現地の新聞に掲載されたという話だった。確かに後日、新聞を送ってもらったのだが、能天気な先輩があの「壊し屋」とちゃっかり写っていた。

この伝説のラガーメン、林敏之氏らは自分たちにも達成できなかった桜のジャージたちの偉業をどう見ているだろう。本当に脳天気な元ラガーマン、あの東京五輪大会組織委員会会長M氏は今頃狂喜乱舞していることだろう。

歴史的偉業
出典:http://pulse-static-files.s3.amazonaws.com/worldrugby/photo/2015/09/19/dbcd5108-dbd7-4b06-86bb-9e05191883cd/489156092.jpg

[参考・引用]
[1]林敏之さん、神戸學校、Felissimoホームページ、
http://www.kobegakkou-blog.com/blog/2001/01/post-f58a.html
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コメント

  1. SDTM | /ZyVyp1I

    エディ・ジョーンズ

    ☆ 今回の勝利は、「エディ・ジョーンズ」が居たからこそ
       実現したのでしょう。

       実は、昨年からかなり実力をつけてきてはいたのですが
       なかなか国際試合で成果がでていなかったのです。

       NHKでも「エディ・ジョーンズ」がどんなコーチングをしているのか
       特集を組んで放映していました。その中、わかった事が
       「データ・ラグビー」と言って過言ではないでしょうか。
       詳細を述べることは割愛しますが、データで明らかになった
       マイナス要因を尽くつぶしてきたそうです。
       特に「日本はパス回しが早い」と過去言われてきましたが、
       実際はそうではなかった。そのデータから要因を見つけ出して
       改善していったそうです。それ以外の多くの課題をこなして
       今回の大金星につながったのだと思います。

       今大会でどれだけ勝利するか、未知数ですが、大いに期待したいです。
       ぜひ、イングランドに勝って欲しいな。

    ( 05:02 [Edit] )

  2. papayoyo | -

    Re: エディ・ジョーンズ

    おはようございます。
    昨晩、ラフロイグを飲みながら録画していた試合を観ました。
    タックルが良かったですね。
    そして終了間際の攻防は、お世辞抜きでラグビー史上に残る名場面だと思います。
    NHK特集は知りませんでした。見ておきたかったです。
    体格差を考えるとトップ国の壁は明白と、ここのところテストマッチは観ていませんでしたが、
    人間の可能性というのは無限だと、この試合を通じて感じました。
    やはり組織はTOP次第ですね。
    エディが一番重要視したのは意識改革だと思います。
    最後にスクラムを選択したのも、相手がイエローで1人少なくなった隙を見たキャプテンの冷静な判断。
    一人ひとり自分で考えることを徹底させた結果でしょう。
    データや過酷な練習もその上で付いてくる。「自信」ってヤツでしょうか。
    個人的に今回の試合に何かを感じてもらいたいのは中畑DeNAです(笑)
    今回を大番狂わせと言わせないためにも次戦に是非勝ってもらいたい。
    同じく横綱ですが、南アで見せたスキルと精神力が出せれば可能性はアリですね。
    それにしても「ラグ女」とか言って脳天気に煽る日本のメディアはつくづくクソだと思いました。

    ( 08:46 )

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