予言者現る

昨日、出先から帰って来るとベランダにカマキリがいると息子。ベランダに出てみると鮮やかな緑のマントを纏う小ぶりのカマキリが。ほおーっ、もう秋か。それにしても4階までどうやって上がって来たのだろう。

首根っこを掴むと小さなカマをもたげて必死に抵抗してくる。「蟷螂の斧」である。小型なのでくすぐったいという感覚だ。でもむっちゃ怒ってる。息子に「掴んでみ」と促すと恐る恐る持ち上げていた。息子とカマキリ遊びは久しぶり。

カマキリの英語名はmantis、またの名をpraying mantis(拝み虫)。mantisはギリシャ語の"mántis"に由来し、「予言者」の意味を持つと言う。何でもカマキリは雪に埋もれない高さに卵を産み付けることから、古くから予測の力があると信じられてきたのだそうだ。実際の研究では必ずしも正しくはないようだが。prayingの方は、前脚を持ち上げて待ち伏せする姿が祈っているように見えることからそう呼ばれている[1]。

praying mantis praying
praying mantis
出典1:https://pixabay.com/static/uploads/photo/2014/12/17/17/19/woman-571715_640.jpg
出典2:http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/10/02/1412244800498_wps_25_Dancing_mantis_A_praying_.jpg


カマキリの卵と言えば私が小学生の時、15cmくらいはある大きな茶褐色のカマキリを虫かごで飼っていたことがある。ある時、虫かごの中に卵を産んで死んでしまったが、めんどくさいので卵はそのままに、しばらく虫かごはベランダに放置された。そんなことはすっかり忘れていたある日、学校から帰ってくるとお袋が恐怖におののいた顔で今日あった出来事を話してくれた。私が学校に出かけた後、洗濯物を干しに(あるいは取り込もう)とベランダに出た瞬間、そこは地獄図と化していたという。卵から孵化した数千、数万(母の供述による)という大量の幼虫がベランダで群れをなして行進していたのだそうだ。恐怖に青ざめた母は、部屋から急いで殺虫剤を持って来て、それこそ空になるまで噴霧したという。かわいそうに生まれたての幼虫は全て母によって殺生されてしまった。もちろん私が帰宅した時には全て始末された後だったので、大量の幼虫の姿を拝むこともできなかった(地獄図を見たかったなあ)。

今朝ベランダの様子を見ると、もうカマキリの姿はどこにもない(もちろん卵も)。昨日早朝にいやな場所で地震があった後だけに、“預言者”は何を予告しにきたのか、ちょっと気になる。

予言者2
予言者3

[参考・引用]
[1]カマキリ、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%AA
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