ジャカランダ

ジャカランダ@横須賀その1

ジャカランダという花をご存じだろうか?熱帯地方に分布するノウゼンカズラ科に属する中南米原産の世界三大花木の一つで、ブラジルの国樹でもある[1][2]。国内では九州や静岡など比較的温暖な地域で栽培の例があるが、関東で見ることのできる場所は極めて少ない[3]。その一つがここ横須賀市内の神奈川歯科大学キャンパス内にある。30年以上も前から植栽されているそうで、清涼感ある薄青紫の小さい花が多数開花するちょうどこの6月中旬から下旬が見ごろだ[2]。昨日、その花の名前を冠した同大で昨年から開催されている「ジャカランダフェスティバル」に出かける機会があったのだが、それまでその花の存在すら知らなかった[4]。

ジャカランダ@横須賀その2

お天気が今一つで、カメラも忘れたためスマホで撮影した画像ではその美しさを十分には表現しきれていないが([3]を参照)、フェルメールが愛用した色にちなんで「フェルメールブルー」とも称される[2]その艶やかな青紫色が咲き乱れる姿は見事である。

米軍横須賀基地の横、神奈川歯科大のあるこの場所は、かつて旧海軍機関学校が存在した土地で、「安針塚」でも紹介したように芥川龍之介が英語の嘱託教官として大正5年(1916)から8年(1919)まで教鞭を執っていた[5][6]。歯科大学のある当地はまた桜の名所でもある。芥川の友人、内田百聞は随筆の中で機関学校の桜の美しさを書き残しているそうだが[5]、もし、当時からこのジャカランダが植樹されていたなら、芥川はどんな作品を残していただろう。

ジャカランダ@横須賀その3
「ジャカランダフェスティバル2015」@神奈川歯科大学

[参考・引用]
[1]ジャカランダ、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD%E5%B1%9E
[2]歯科大キャンパス薄紫の花咲かす、タウンニュース横須賀版、2012年6月29日号、
http://www.townnews.co.jp/0501/2012/06/29/149669.html
[3]ジャカランダ、花のページ、ほっと待以夢、
http://hottime.sakura.ne.jp/jakaranda/jakaranda.html
[4]世界三大花木が見ごろ 神奈川歯科大学のジャラカンダ、神奈川新聞、2015年6月16日、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00001772-kana-l14
[5]神奈川歯科大学、Wikipedia、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6
[6]芥川龍之介の鎌倉・横須賀を歩く、芥川龍之介を巡る、東京紅團、2013年5月11日、
http://www.tokyo-kurenaidan.com/akutagawa3.htm
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[ 2015/06/22 23:38 ] Yokosuka/横須賀 | TB(0) | CM(0)

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