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むかし男ありけり 今も男ありけり  

壇一雄 人見光夫

先週、録画撮りしていた非常に良質なテレビドキュメンタリーを2本観た。1本はRKB毎日放送制作「むかし男ありけり」。もう1本はNHKプロフェッショナル仕事の流儀「振り切る先に、未来がある」である。

むかし男ありけり」は「健さん-あなたへ-」で紹介したように、私が学生時代に影響を受けて、故・高倉健の作品で是非もう一度観てみたかったものだ。嬉しいことに1月18日に「週間BS-TBS報道部」で84分全編が再放送されたのだ。しかもスタジオゲストに、本作品の主人公である作家・壇一雄の長女であり、健さんとも親交のあった女優の壇ふみさんという特典付きだ(お上品なふみさんのデビュー作が健さん主演の「昭和残侠伝 破れ傘」(1972)という任侠映画だったとは知らなかった)。TBSにはデジタルリマスター化してDVD販売することをお薦めする。

「振り切る先に、未来がある」
「振り切る先に、未来がある」より[2]

振り切る先に、未来がある」は、「SKYACTIV」でも紹介したマツダ快進撃を支えるSKYACTIVエンジンの開発責任者、人見光夫氏(現・執行役員)の仕事現場を追ったドキュメンタリー。1月12日に放送された。彼から直接薫陶を受けたであろう同じくSKAICTIVエンジンの開発に深く関わった私の大学の先輩は、現在マツダの広報本部長。先輩の策略に上手く乗せられたかもしれないが、世の技術者、必見の内容である(そのうち、いいもん見せてもらったと先輩にお礼のメールをしておこう)。

「むかし男ありけり」
「むかし男ありけり」より[4]

私が思うに、主人公二人の人生に共通するのは常に孤独だったということ。しかし、壇は人間の本質とは何かを、人見はエンジンの本質は何かを追求するために自ら孤独へと追い込んだ。人間、最後は退路を断って一人で考えなければならない、行動しなければならない。何かをやり遂げるというのは孤独な作業なのである。そんな生きる達人だからこそ、二人とも裏表がなく正直で、周りの皆から愛されている。男が惚れる本物の男たちの生き様は圧巻。

私は最近あまりテレビを観ないのだが、偶然にも2作品とも放送の直前にネットで情報を見つけた。危うく視聴し損なうところだった。テレビは本当につまらなくなったが、このような骨太な番組を放送してくれた両局には深く感謝したい。

[参考・引用]
[1]檀一雄 花逢忌、福岡おでかけナビ、
http://www.acros-info.jp/recommend/detail.php?id=131
[2]第251回2015年1月12日放送 振り切る先に、未来がある 自動車エンジン開発・人見光夫、プロフェッショナル仕事の流儀、NHKホームページ、
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0112/index.html
[3]高倉健さんが自ら取材した番組、追悼放送へ…檀ふみゲスト出演、SANSPO.com、2015年1月18日、
http://www.sanspo.com/geino/news/20150118/oth15011805030016-n1.html
[4]閑話休題(むかし男ありけり)、デブと某医の「ひょっこりポンポン山」、2015年1月21日、
http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/464c3b52ba37190554c517269f7e9256

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Posted on 2015/01/26 Mon. 17:47 [edit]

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