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楽しいクルマ絵本の世界/エンスーのためのクルマ絵本ライブラリー

We are fathers  

I am a father

飲み会の多い季節。土曜日は横須賀に住む親戚の男たちで恒例の男子会となった。数年前に沼津から横須賀へ越してきた義父、同じ自治会マンションに住む義妹の旦那、嫁の従弟(義母の妹の息子)と私の4人。よくよく考えてみれば全くの血のつながりがない、出身地も年齢もバラバラの男たちがファミリーの一員となり、同じ横須賀の地で暮らし盃を交わす。縁は異なもの味なもの。妻との縁も不思議だが、そこから派生したこのメンバーの関係性も実に面白い。しかも全員が二児の父であり理系出身だ。

最近SEの義弟はクルマを買い替えた。日産・セレナからトヨタ・プリウスへの乗り換えである。私が驚いたのは彼がプリウスを選択したということ。独身時代はプジョー乗りだったし、結婚後は中古のルノー・25からメガーヌⅡへとマニアックな選択をしてきた。サッカー命の子供たちのことも考えてやむなくセレナへ乗り換えた。ルノー・25への愛着は捨てがたく、手放さずに彼の実家に眠らせているほどだ。この日本人の平均からすれば明らかにエンスーな男がセレナ、そしてついにプリウスに手を出した。別にプリウスがダメだと言っている訳ではない。「未来を走れハイブリットエコカー」でも紹介したように、プリウスは自動車の歴史を塗り替えた名車であることは否定しないし、燃費とスペースユーティリティの両立を考えれば最もコスパの良い車の一つだろう。これだけクルマに拘りがある男でも、お金が湯水のように湧けば別だが、ランニングコストやライフステージの変化を考えると自分の趣味を通し続けるのは難しい。セレナを選んだときも意外に感じたが、彼のようなコアな層にまで、日本のクルマ事情を象徴するようなワンボックス、ハイブリットとクルマのコモディティ化(均質化)が及んで来た現実にショックを受けたのだ。

『アラフォー、あるいはアラフィフ世代など、ある程度人生経験を重ねた大人であれば、クルマ選びにもそれなりのこだわりがあるはずだ。家庭や世間体などのプレッシャーに負けて、定番モデルや売れているクルマを選んでしまっては、カーライフがつまらなくなってしまう。(略)自分らしく、心地よく、楽しく走れて、カッコいい。自分自身がそう思えるクルマ選びを突き詰めていく、「自分スタイル」でクルマを選ぼうではないか!』[1]
といった個人的にはすごく共感を持てる意見はあるものの、自分も含めて巷の多くのお父さんたちの現実はそんなに甘くはない。クルマ選びにおいて「自分スタイル」を貫くには、それなりにお金も必要だったりする。現代の市場原理に基づく競争社会においては経済的二極化が産み出されるのは必然である。勝者と敗者、持つ者と持たざる者。アベノミクスでこの壁はさらに超えがたいものになるかもしれない。上記の理想を追い求められるのは、この選ばれし勝ち組だけにしか与えられない特権となりつつあるのだろうか。

ポルシェ・パナメーラS・ハイブリット
ポルシェ・パナメーラS・ハイブリット[2]

厳しい現実はおいといて、自由にクルマ選びが出来るとしたら今何が欲しいかという話になった。義弟はポルシェ・パナメーラとダイハツ・コペンのオープン。従弟はダントツで日産GTRだと言う。ええがな、ええがな。彼らはまだ若いので、是非勝ち組になって夢を叶えて欲しい。因みに私は、セカンド・カーとしてマツダの新型ロードスターが欲しいな。

マツダ・新型ロードスター
マツダ・新型ロードスター

男子会の会場は義父行きつけのスナック。途中からこの店で知り合い、意気投合して義父と義兄弟の盃を交わした(そっち系の方ではございません)という男性が合流した。毎日飲み歩いているという豪快で陽気な人で、この時も茅ケ崎での1次会を切り上げてわざわざ横須賀まで戻っての参戦。横須賀出身のベテラン女性歌手のお兄様ということもあって歌が抜群に上手い。何でも器用な義父もかなりの歌上手なので、二人の息の合ったデュオはプロ並み。従弟は言葉巧みにママをデュエットに誘い、常連二人もほとんど聞いたことがないという歌声を披露させる。流石、技術営業職。私も久々のカラオケだったので、歌ってみたかった曲をいくつもトライしてみた。気がつけば終電も終わり、タクシーで午前様となった楽しい忘年会でした。

そのうち一族郎党を集めて、この店で貸切パーティーも時間の問題かな。勿論義父の怪しげなお友達も誘って。横須賀在住ではないが最近結婚し、第一子を設けたばかりの従妹の亭主が、これまた著書もある金融数学の専門家なので、いずれ男子会デビューさせたいね。まだ面識はないのだが、予測不能な楽しい会になりそうだ。

本当はこの曲も挑戦してみたかったのだが、頑張っているマイ・ファミリーのファザーたちに浜省の“I am a father”を捧げたい。


[参考・引用]
[1]こだわり命!のクルマ「大人買い」、Goonet、2014年6月20日、
http://www.goo-net.com/magazine/editors/201406/14062001_01.html
[2]【インプレッション・リポート】ポルシェ「パナメーラS ハイブリッド」、河村康彦、Car Watch、2011年 8月 12日、
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/20110812_462134.html

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Posted on 2014/12/17 Wed. 23:29 [edit]

category: music/音楽

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コメント

★ 車関係ではなく、カラオケ関連でコメントを有難う御座います。
  SDTMも技術営業かな。

  井上陽水の「海に来なさい」「カナリア」あたりも唄えるようになるといいなぁ、と
  思っています。

  浜省は「悲しみは雪の様に」「MONEY」を良く唄いますよ。シャウトするのも好きですね。

URL | SDTM #/ZyVyp1I
2014/12/20 23:44 | edit

Re: タイトルなし

「悲しみは雪のように」懐かしいです。
僕の記憶に残っているのは80年代のオリジナルバージョンではなく、テレビドラマ『愛という名のもとに』の主題歌のためにリメイクされたバージョンの方です。
中野英雄演じるチョロの不器用な生き様がとても印象に残っているドラマでした。
今度久々に歌ってみようっと。

URL | papayoyo #-
2014/12/21 13:21 | edit

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