en route, CHOCOLaT! ショコラちゃんのおでかけドライブ

日曜日の午後、ここのところの疲れた心を癒そうと、横須賀線に乗って雨上がりの鎌倉へ一人ぶらりと足を伸ばした。

鎌倉での収穫がこの”en route, CHOCOLaT!”(Hirotaka Nakagawa・文、Koshiro Hata・絵、BAYARD JEUNESSE)。この本のオリジナルは、「ショコラちゃんのおでかけドライブ」(中川 ひろたか・作、はた こうしろう・絵、講談社)という日本語の作品で、前出はその仏語訳版である。

作者の中川ひろたかさんが鎌倉に開いた絵本カフェがあるとの事前情報から、確か由比ガ浜通り沿いにあったはずと御成通り経由でテコテコ歩く。

由比ガ浜通りにある古本屋、公文堂巣書店で小一時間過ごす。昔ながらの古書店の雰囲気を残し、品揃えも多い。エンデの「モモ」の独逸語版原書(読めるのか?)と娘用にあやとりの本(三冊セット)を千三百円で購入する。まずは幸先の良いスタートだ。

その後長谷方面を目指すも、お目当てのカフェは見つからない。名前すらも覚えていなかったため、諦めて小町通りへ戻る。家族へのお土産に漬物屋で漬物を買って、本屋でカフェ情報を仕入れた別冊湘南スタイル「湘南スタイル的100の鎌倉」をチェック。諦めたすぐ先であったことが判明。カフェの名前は「SONG BOOK café」。

SONG BOOK café

せっかくなので再び由比ガ浜通りに戻る。それはそこにあった。白壁に赤いドアの外観の小さなおしゃれなカフェ。中に入ると、真ん中に白い大きなテーブル、奥には小さなカウンター、壁の両面には絵本がいっぱい並んでいる。馴染み客とおぼしき先客がマスター(中川さん)と楽しく歓談中だったので、カフェオレを頼んで、本棚をチェック。大好きなスズキコージさんの作品や、おっ、Peter Sísの新作「生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯」もおいてある。いろいろな本を手に取りながら、おいしいカフェオレをいただいた。

「ショコラちゃんのおでかけドライブ」の一部

先客が帰った後、見つけたのが本日紹介の絵本。「ショコラちゃんのおでかけドライブ」は知っていたのだがまだ未購入。ショコラちゃんシリーズの一冊。色使い鮮やかな挿絵とわかりやすい楽しい文章。フレンチな雰囲気のある本だなあと思っていると、仏語訳版も置いてある。迷わずこちらを選択。

フランスからの逆輸入版でユーロ価格。「今日の1ユーロはいくらかなあ。値段決めてないんで。」と呑気に中川さん。為替を調べてからの値付けで1231円。31円はおまけしてもらう。

コースター

本には著者自らのサインをいただいた。次回は家族を連れて来ますと約束をして店を後にした。間違いなく家族が喜ぶ鎌倉スポットをまた見つけてしまった。数時間の小旅行だったが収穫は大。心も幾分かは癒されたかな。

著者の中川ひろたかさんは、1954年埼玉県大宮市生まれ。5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。1995年「さつまのおいも」(童心社刊)で絵本デビュー。「たなばたプールびらき」他ピーマン村の絵本シリーズ(童心社刊)、「わりとけっこう」(絵本館刊)などの作品がある[1]。音楽をやる人だからだと思うが、彼の絵本の文章はリズムが良い。 彼の自叙伝「中川ひろたかグラフティ」も出ているので、もう少し彼のことを知ろうと思う。

[参考・引用]
[1]絵本ナビ、中川ひろたか、
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=329

ショコラちゃんのおでかけドライブ―Chocolat Book〈3〉 (講談社の幼児えほん)ショコラちゃんのおでかけドライブ―Chocolat Book〈3〉 (講談社の幼児えほん)
(2001/12)
中川 ひろたか

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