タクシー忘れ物防止システム

前回ウェアラブルコンピュータの話題を記事にしたが、携帯式のスマホの時代はまだまだ続くだろう。その携帯電話の普及に伴って、タクシー車内に乗客が忘れ物をするケースが年々増加傾向にあるという。都内のタクシーの忘れ物に関する問い合わせは昨年度だけでも5万件以上。しかも個人情報が含まれるだけに本人確認や返還などの取り扱いは非常に困難を伴うという。タクシー業界ではそのお・も・て・な・しで有名なkmグループが先月9日、イデアクロス株式会社と共同で『タクシー忘れ物防止システム』を研究開発したと発表した。先月から実証実験を開始して、今年度中に自社全車両への導入を目指すという。タクシー車両に忘れ物防止システムを導入するのは世界で初めての取り組みとなるそうだ[1]。

開発されたシステムは、タクシーの運転席と助手席の下、天井、トランク内に設置した4台のカメラで、乗客の乗車前と降車後に撮影された画像分析により忘れ物を検知し(要は差分を検出)、ドライバーにアラームで知らせる仕組みである[1]。テレビでもその検出精度が紹介されていたが、フロアに落した500円玉も検知していた(原理的には1円玉程度の大きさでも検知できるとのこと[2])。



私はタクシーを使う機会がほとんどないので、この技術の恩恵はあまり感じない。しかし自分のクルマにはよく忘れ物をする。財布を置きっぱなしとか、スーパーなどの駐車場で発券される駐車券の忘れとか。駐車場にクルマを置いて階下に降りるエスカレータで、駐車券を車内に置き忘れたことにハタと気付き、取りに戻ることはよくあるケース。タクシーだけでなく一般車両への適用も期待したい。

このシステム、海外からも問い合わせがあるという[2]。外国の人からは自動ドアも驚かれる日本のハイテクタクシーだが、7年連続して日本人が受賞しているイグノーベル賞(ユーモアあふれる科学研究に与えられる賞)は、このシステム開発で来年もいただき?

[参考・引用]
[1]kmグループが世界初の『タクシー忘れ物防止システム』を開発! ~お忘れ物でお困りのお客さまの負担が軽減~、@Press、2013年9月9日、
http://www.atpress.ne.jp/view/38565
[2]タクシー忘れ物防止システム実証実験開始のお知らせ、イデアクロス株式会社、2013年10月4日、
http://hp.ideacross.co.jp/user_file/ideacross-sh/pressrelease/Taxiforget.pdf
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コメント

  1. 小栗幸夫 | yuIU5St6

    「悲惨な死傷事故を究極ゼロにするためには」にコメントを残させていただきました。

    ( 21:18 [Edit] )

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