Le Citroën Type H

Type H

前回シトロエン ティープ(Type)アッシュ(H)はマイナーな車と紹介したが、1948年から81年までの約30年間に約50万台を生産したロングセラーカーである。少なくとも商用車としては、間違いなく傑作の一台であろう。モデル後期においてはH(アッシュ)と呼ばず、積載量(kg)の1000とか1600で呼ばれるようになった。日本では三菱ふそうのディーラーで販売されていたそうで、100台ほど輸入されたらしい。波板のボディパネルとブルドッグのようなフロントマスク、その独特な風貌は、名前は知らずとも映画等で目にする機会も多いかと思う。

黄金の七人

私の大好きなイタリア映画「黄金の七人」(’65年、原題”Sette Uomini D'oro"、Marco Vicario監督)には、主人公たちが金庫泥棒の作戦に使う車の一台として、黄色いHトラックが登場する。

Haute Coiffure

また、私は観たことはないのだが、主人公の美容師が移動式美容室としてオンボロなHトラックを使うという、フランス映画「Haute Coiffure」(’03年、Marc Rivière監督)があるそうだ。是非観てみたいのだが、DVDの日本語版はなさそう(残念)。

エンジンは水冷直列4気筒の1.6L、1.9Lのガソリンと、1.9Lのディーゼル。駆動方式は、トラクシオン・アヴァン(FF)のため、フラットなフロア&低床化を実現。荷室のスペース自由度が非常に高くなっている。

H BOX

しかし、この車、トヨタのProboxエンジンを積んでAT化、足回り等もいじって改造し、「H BOX」として販売している物好きな方(尊敬の意をこめて)がいらっしゃる。詳細はアウト・カプリコのHPをご覧いただくとして、車両本体価格は890万円(税別)。お金があれば欲しい1台ではあるが、これを作ろうと考え実現させたエンスー度に脱帽。

[参考・引用]
[1]CAR GRAPHIC選集 シトロエン/プジョー、1993年、二玄社
[2]ヨーロッパの名車 Citroën、いのうえ こーいち著、1992年、保育社 
[3]クレープ屋台バンの秘密、
http://www.asahi.com/car/italycolumn/TKY200612150227.html
[4]ラ・ムソン・カフェ、http://www.la-mousson-cafe.com/top.html

黄金の七人 [DVD]黄金の七人 [DVD]
(2002/05/25)
フィリップ・ルロワロッサナ・ポデスタ

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[ 2007/03/02 11:55 ] cars/車のお勉強 | TB(0) | CM(0)

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