ア・カペラ好きの人へ

Vive

私がア・カペラ好きなのは、ここの記事で以前紹介した。なので、さらに素敵なア・カペラ音楽との出会いを求めて日々Youtubeをチェックしてきた。Youtubeの良いところは、メジャーなミュージシャンや音楽だけでなく、インディレーベルどころか、自主的にほぼ個人の趣味で製作された超マイナー作品(?)にも出会えること。それも世界中の情報の中から。“ア・カペラ(Accapella)”で検索すれば、それこそTAKE6から一人多重録音まで多種多様。ただ大抵は、「微妙」「残念」なものだったり、「…」となるものがほとんど。そんな中で、去年から気になっているア・カペラグループ、というよりもプロジェクトがある。Accentと名付けられた5ヶ国から6人のメンバーが集った多国籍ア・カペラバンドがそれだ。映像も含めて非常にクオリティの高い作品を発表しているのだが、驚いたことに彼らは一堂に会したことなく、Facebookのチャットなどを介して、お互いのアイデアやパフォーマンスを議論し合いながら作品を作り上げるオンラインコラボのスタイルをとっている。なんとも壮大なアマチュアプロジェクト(ホントに彼らは素人なのか?素性は不明)。



この動画のようにスタートはTAKE6の完全コピーから。しかしその完成度は驚くほど高い。メンバーは、左からDanny Fong(テナー、カナダ)、Simon Åkesson(アルト、スウェーデン)、Jean-Baptiste Craipeau(ソプラノ、フランス)、Evan Sanders(バス、アメリカ)、Andrew Kesler(テナー、カナダ)、James Rose(バリトン、イギリス)。途中からSimon に代わってSam Robson(テナー、イギリス)が加わっている(下)。



グループとしての作品レベルもさることながら、メンバー各々が独自に製作している作品もまたすごい。個々の技術が恐ろしく高いのだ。JBことJean-Baptiste Craipeauの“Let's Groove”は私のお気に入り。まさに歩くコーラスマシン。ハーモニーの美しいEW&Fをア・カペラでリメイクする作品は数あれど、大好きなEW&Fを伴奏も含めてここまで完璧に声だけで再現した例は皆無だと思う(他の曲もやってくれないかなあ)。映像も実に楽しい。



参考に本家オリジナルの動画を。完璧でしょ。


讃美歌520番“It Is Well With My Soul(「静けき河の岸辺を」)”を歌い上げる 髪型もユニークなSam Robsonの歌声はまさにネ申の技。その神々しいまでの美しさに思わず鳥肌が立ってしまう。最近ハモネプを全く見ていないけれど、ボイパを多用する風潮には正直、辟易していた。彼のようにリズムでごまかさない、一音一音を大切に歌うことを見習うと良いと思う。私はハーモニーの勉強には讃美歌を歌うことをお勧めする。



Accentのメンバーで個人的に一番好みなのはJames Rose。他のメンバーと違って彼の作品にはオリジナルの曲が多い。それらの曲とコーラスアレンジのセンスはかなりのものである。2番目にリンクしたAccentのオリジナル曲"Honor, Honor"も、恐らく彼の手によるものだと思う。



そのJames Rose、同胞のSam Robsonらとともに混声6声 jazz/spiritual アカペラグループ“Vive”を作ってしまった。そのサウンドはTake 6 のメンバー Alvin chea らにも称賛されているとのこと。彼らの初アルバムも制作されていて、iTuneから購入できるようだ。作曲とアレンジはJames RoseとSam Robson。もう素人の域を超えてしまったア・カペラ界期待の星[1]。

Accentのプロジェクトを起点に、さらに多くの才能豊かな有志とのコラボが生まれ、広がりを見せている。残念ながら、ここに今のところ日本人の姿は見当たらない。日本にも歌が上手くてセンスの良い人は多いと思うけど、やはり言葉の壁は厚い。日本人もガンバレ。


James Rose 作の“High”は彼が歌うオリジナルも好きだったが、Viveバージョンも男女混声で音に厚みと深みが出た。とても心地のよい曲だ。

●Accent公式サイト
http://www.youtube.com/AccentVocal
●Vive公式サイト
http://www.vivevocals.com/

マツダ・カペラ
あっ、カペラ!
ス、スイマセン、くだらなくて(汗)。クルマネタのブログなので、つい出来心で…。

[参考・引用]
[1]気になるバンド55 ●魂揺さぶるスピリチュアルハーモニー : Vive●、あかぺら村、
http://acappellavillage.blog103.fc2.com/blog-entry-1063.html
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[ 2013/07/05 23:51 ] music/音楽 | TB(0) | CM(0)

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