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トランスフォーマー EZコレクション  

AUTOBOTS

今年もあとわずか。家の片づけもまだ終わっていないのだが、愚息もクリスマスにもらったプレゼントをリビングに広げて遊んだままの状態だ。我が家の子供たちも、サンタからだけではなく、おじいちゃんや叔父さん叔母さんからもたくさんプレゼントをもらった。クリスマスプレゼントは1個だけだった私の子供時代に比べれば、なんと恵まれたことか。あれは小学生低学年の頃だったろうか。クリスマス前にデパート(当時おもちゃ売り場は子供たちの天国だった)で親からプレゼントを買ってもらい、サンタ分は別だと思って楽しみにしていた25日の朝、枕元に一番欲しかったミニカーがなかった悲しい思い出。「なんでサンタからのプレゼントがないの?」を泣き叫ぶ私に、「もう買ってもらったでしょ」と母から言われたあの頃の記憶が蘇った。一方、平成の若旦那は欲しいものを幾つもゲットできてご満悦。私(サンタ)からの贈り物は、タカラトミー社の変形ロボット玩具、『トランスフォーマー』EZコレクション。子供の頃の反動なのか、父親の趣味も半分入っている。

トランスフォーマー コミック版
トランスフォーマー コミック版

『トランスフォーマー』はアメリカ映画の方で有名になってしまったが、もともとは1984年にタカラトミー(旧タカラ)から発売された変形ロボット玩具がオリジナルなのだそうだ[1]。米国の玩具会社や漫画出版社と提携したことにより北米で大ヒットし、日本に逆輸入された。アニメ化もされ(現在もテレ東系で放映中)、実写映画版も3本がシリーズ化されている[2]。黄色いシボレー・カマロがキー・キャラクターとなったこの映画の1作目が我が家での『トランスフォーマー』の初めての出会いであった。

話の設定は「トランスフォーマー」と呼ばれるロボット生命体(宇宙人)が正義の「サイバトロン(AUTOBOTS)」と悪の「デストロン(DECEPTICONS)」に分かれ、抗争を繰り広げるというもの。私や息子は米国映画から入っているので、AUTOBOTS vs DECEPTICONSの闘いと言った方が馴染みがある。彼らは地球の環境に溶け込むために擬態する能力を持っており、ロボットの姿から乗り物や動物の姿に変形(トランスフォーム)することができる[2]。シボレー・カマロのように擬態する乗り物がクルマや戦闘機なのと、映画に登場するロボットキャラクターの変身プロセス(CG)がすごくかっこいいので、単純な父子は虜になった(女子組もけっこう楽しんでいる)。

トミカとの比較
トミカ・トランスフォーマー・カマロ(上)との比較

今年に入ってスーパーの玩具売り場で息子がこのEZコレクションを見つけ、ためしに1個買ってあげたのがその後愚かな父子がこの玩具にハマるきっかけとなってしまったのだ。EZコレクションは“イージー”というだけあって、いくつか大小のモデルがある中で、価格も大きさも最もお手軽仕様となっている。ちょうどトミカと同じくらいのサイズなので、最初は子供だましのしょぼい玩具なんだろうと侮っていた。ところが変身ステップが多く複雑な上位モデルとまではいかないものの、なかなか凝った変身を実現する。息子はいとも簡単にトランスフォームできるのだが、私は何度やっても変形できないものもある。クルマモードでもロボットモードでも、映画やアニメのキャラクターをけっこう忠実に再現しているので、実にコスパが高いと思う。

調べてみると、このEZコレクションにはアニメバージョンやムービーバージョンが存在し、その中にもいくつかのエディションがあり、すでに絶版となったモデルが食玩で復活したり、珍しいキャラクターがあるUS仕様もあったりと、その種類はバラエティに富む。同じキャラクターでもアニメ版とムービー版とではキャラクターによっては色や形が違ったりするのだが、我々は映画からスタートしたのでムービー仕様の方が好みである。

オプティマス・プライムとメガトロン
AUTOBOTSの司令官オプティマス・プライムとDECEPTICONSのリーダー、メガトロン

玩具売り場でこのおもちゃを見つけて以来、少しずつ(息子のご褒美グッズとして)買い足していった。映画『トランスフォーマー/リベンジ』に感化されて、これまた大好きなレゴとミニカーと、そしてこのEZコレクションのキャラクターを組み合わせて、映画と同じように米軍とAUTOBOTSが共同で結成した対DECEPTICONS特殊部隊NESTに模した秘密基地を息子は作り始めた(時々私も制作に協力しながら)。ところが肝心の敵、DECEPTICONSのキャラクターを1つも持っていなかったので、今回のクリスマスプレゼントに、悪玉キャラクターを中心とした追加要望があったという訳である。

秘密基地
秘密基地

ところで映画『トランスフォーマー』はGMがタイアップしている関係で、そのほとんどのキャラクターがGM車もしくはGM車をモチーフとしている[3][4](※)。映画とのタイアップは、当時経営不振に陥っていたGMの起死回生の策だったのかもしれないが、映画のヒットとは無関係に、その後2009年に経営破綻を来したのは周知のとおり。メインキャラのAUTOBOTS総司令官オプティマスプライムのトレーラートラック(ピータービルト379)を除くと、主なキャラクターと車両モデルは以下のとおり。EZコレクションはアニメ版と映画版が混在しているので、必ずしも映画版を再現している訳ではない[5][6][7]。

オプティマスプライム オプティマスプライム ビークルモード
オプティマスプライム(左)とビークルモード(右)
Peterbilt 379
Peterbilt 379
EZ-01ビークルモード
完成度の高いEZ-01オプティマスプライム・ビークルモード

バンブルビー(AUTOBOTS斥候):’74年製シボレー・カマロと’06年製シボレー・カマロ

バンブルビーとビークルモード
バンブルビーとビークルモード
Chevrolet Camaro ’06 Chevrolet Camaro ’74
Chevrolet Camaro ’06(左)Chevrolet Camaro ’74(右)
黒バンブルビー
黒バンブルビー(非売品)もあるよ

ジャズ(AUTOBOTS副官):ポンティアック・ソルスティス

ジャズとビークルモード
Pontiac Solstice
Pontiac Solstice

アイアンハイド(AUTOBOTS武器担当技術兵):GMC・トップキック C4500

アイアンハイドとビークルモード
アイアンハイドとビークルモード
GMC Topkick C4500
GMC Topkick C4500
EZアイアンハイド ロボットモード EZアイアンハイド ビークルモード
EZ-11アイアンハイドとは別バージョン。ガンメタ仕様で映画バージョンに忠実。

ラチェット(AUTOBOTS軍医兼科学者):ハマー・H2

ラチェットとビークルモード
ラチェットとビークルモード
ラチェット ロボットモード ラチェット ビークルモード
EZ-06ラチェットはハマーとちと違う

アーシー(AUTOBOTS兵士3姉妹):ドゥカティ・848(赤)、スズキ・B-KING(青)、MVアグスタ・F4(紫色)

アーシー3姉妹
アーシー3姉妹
スズキ B-KING
スズキ B-KING
アーシー ロボットモード アーシー ビークルモード
この変形モードはかなり精巧

スキッズ(AUTOBOTS兵士):シボレー・ビート
マッドフラップ(AUTOBOTS兵士):シボレー・トラックス

スキッズ&マッドフラップ
バンブルビーと双子のスキッズ/Chevrolet BEAT(右)&マッドフラップ/Chevrolet TRAX(左)

サイドスワイプ(AUTOBOTS兵士):シボレー・コルベット・スティングレイコンセプト

サイドスワイプとビークルモード
サイドスワイプとビークルモード
Chevrolet Corvette Stingray Concept
Chevrolet Corvette Stingray Concept

など。

(※)コミック版では特にGMモデルに偏重している訳ではない[2]。映画第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』ではフェラーリやベンツなども登場する[7]。

EZコレクションのように、けっこうリアルな変形モードは動かない玩具ゆえになせる業、映画のように実際に走るクルマと歩行ロボットを両立なんてできないだろうと思っていた。ところが、世の中にはすごい人がいるものである。本当に動くRC「トランスフォーマー」を製作した日本人がおられる。その驚異的なトランスフォームの動画はこちら。製作者のサイトをみると、2030年には人が乗れるサイズの変形合体ロボットを開発する予定なのだそうだ。2030年のクリスマスプレゼントはこれに決まり!



[参考・引用]
[1]トランスフォーマークロニクル、トランスフォーマー・オフィシャルサイト、タカラトミー社、
http://tf.takaratomy.co.jp/toy/search/chronicle/
[2]トランスフォーマー、Wikipedia、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC
[3]GM『トランスフォーマー』映画で売り上げアップ期待、Response、2007年7月3日、
http://response.jp/article/2007/07/03/96452.html
[4]映画「トランスフォーマー」がGMの強力パートナーに、Gulliver、2007年2月26日、
http://221616.com/corism/articles/0000058524/
[5]トランスフォーマー (2007年の映画)、Wikipedia、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC_(2007%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)/
[6]トランスフォーマー/リベンジ、Wikipedia、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8
[7]トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン、Wikipedia、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3
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Posted on 2012/12/31 Mon. 23:22 [edit]

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