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楽しいクルマ絵本の世界/エンスーのためのクルマ絵本ライブラリー

バルンくん  

バルンくん

クルマの絵本を調べていくと、非常に作品数の多い新旧横綱の二人の作家が浮かび上がってくる。旧横綱は、名作「しょうぼうじどうしゃじぶた」などでお馴染みの故山本忠敬さん。新横綱が、こもりまこと(小森誠)さんである。山本忠敬さんの紹介は別の機会に譲るとして、今回紹介するのは「バルンくん」(こもりまこと・作、0.1.2.えほん、福音館書店)である。オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1(通称カニ目)が主人公の大変人気のある作品で、本作以外に「バルンくんとともだち」「バルンくんのさんぽ」「バルンくんとおたすけ3きょうだい」とシリーズ化している。

私の子供たちもバルンくんが大好きである。子供たちは愛嬌のある顔立ちのバルンくんに惹かれ、車好きのお父さんにとっては、絵本とは思えないそのマニアックなクルマたちの選択がうれしい一冊となっている。私自身、オースチン・ヒーレーに関しては、「僕の恋人がカニ目になってから」(吉田 匠著、二玄社)でその存在は知っていたが、普通の人はほとんど知らないマイナーな車の一台だろう。

「バルンくん」一部

内容は極めてシンプル。スポーツカーのバルンくんは、軽快なエンジン音をたてながらおでかけだ。「バルン バルン バルルン」。峠を駆け抜け、到着したところはサーキット場。そこには、ベンツ300SL、ロールスロイス、ミニ、ジャガーEタイプ、フィアット500など役者が勢揃い。さあ、みんなで走ろう。「バルンバルン バルバルーッ ブロブローン ウオウオーン」。息子はこの音の繰り返しが大好きだ。オースチン・ヒーレーの本物のエンジン音は聞いたことがないが、できるだけそれっぽく読み聞かせている。

作者のこもりまことさんは、1948年、京都府生まれ。子どものころから、紙とエンピツを持たせると自動車を描いていた。自動車のエンジン設計者になりたく工業高校に進むが急遽変更。その後、大阪デザイナー学院に入学、イラストレーターを目指す。卒業後、大阪の広告事務所で1年ほど働く。1975年、東京に場所を移して今に至る。雑誌などのイラストレーションでも活躍中。神奈川県在住。[1]

息子のクリスマスプレゼントに段ボール製のバルンくんを約束しており現在製作中。出来上がったらまた紹介します。

[1]福音館書店HP、バルンくん:
http://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/4-8340-1905-5.html

バルンくん (0.1.2.えほん)バルンくん (0.1.2.えほん)
(2003/01/25)
こもり まこと

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Posted on 2006/12/09 Sat. 00:50 [edit]

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