青い自動車

ディズニーのクルマ映画の元祖といえば「青い自動車」。原題は「Susie, The Little Blue Coupe」で1952年の作品である。主人公のスージーは、ライトニング・マックイーンのおばあさんと言えるほどの年の差だ。この映画を題材とした絵本が今回紹介する「青い自動車」(講談社のディスニー名作絵話(←表現が古い!)16、講談社)である。

青い自動車_初版本

初版が1968年(昭和43年)で、上記の写真が恐らく初版本の装丁だと思う。私の所有するのは昭和51年20刷のもので当然絶版。2001年にも新しい装丁で復刻しているが、これも現在入手不可となっている。個人的には、その題名にも合っている青い装丁のものが気に入っているので購入したのだが、資料的価値としては、初版本も機会があれば手にいれたいと思っている。

「青い自動車」一部

ストーリーは、モーターショーで脚光を浴びた小さな青いクーペのスージーが、ある家に購入されたことから始まる。でも、だんだんとポンコツになってきたスージーは、中古車店に売られてしまう。中古車として新しいオーナーに買い取られたスージーであったが、ある日泥棒に盗まれてしまう。乗り捨てられた挙句に、レッカー車でくず鉄置き場に捨てられてしまい途方に暮れるスージー。しかし、捨てる神もいれば、拾う神もいる。一人の少年がくず鉄に成り果てたスージーを買い取り、また走れるように修理を行う。すっかり元の姿に戻ったスージーは、新しいオーナーとなった少年とともに、楽しそうに走っていきました、というお話。自動車のリサイクル・リユースの大事さを教えてくれる、まさに現代の自動車問題を先んじて提起したドラマ仕立てになっている。

この名作は添付のリンク先にも語られているように根強い人気を持つ。先に紹介した二宮玄さんも原点はこの本にあるようだ。是非、初版本の装丁と内容で復刊してもらいたいものだ。

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=26366
http://www.hotwaterdrive.com/plan/inview/inview_04.htm
http://www.legarage.jp/column/godai01.html

また、「Cars」のDVD発売とともに「青い自動車」のDVD版も復刻すれば必ず一緒に売れると思うのだが(我が家は間違いなく購入する)。やはり、ピクサーとディズニーは仲が悪いのか。最近、香港ディズニーランドの失敗、東京ディズニーランドの入場者減など元気のないディズニーだが、このようなマーケットリサーチや企画もいまいちと思うのは、私だけだろうか。黙っていても客がつくというディズニー神話はもう過去のもの。企業努力を怠ると、GMやフォードの二の舞ですよ。
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