モーリス・ミニ・クーパーS

CARガイドによれば、「ブンブンどらいぶ」の主人公は「モーリス・ミニ・クーパーS」である。浅学な小生は、ミニときくと、オースチン・ミニとかミニ・クーパーと思っていたが、ミニの歴史を紐解く必要がある。

ミニは、1959年英国のBMC(British Motor Corporation)から「オースチン・セブン」「モーリス・ミニ・マイナー」として誕生した。BMCはオースチン社とモーリス社との合併会社のため、同一車種で2つの商品名が存在する。ちなみに、2車の違いはグリル形状だそうだ。日産とプリンスが合併した後の、今はなきセドリックとグロリアみたいなものだと思えばよい。

そしてJohn Cooperによりその潜在能力を引き出され、61年レース用にチューンナップされ誕生したモデルが「クーパー」と呼ばれる。私やミノオカさんと同世代だ。その後、さらに進化した「クーパーS」は、64年から67年まで4年連続でモンテカルロ・ラリーを制している。本主人公はこの伝説の車のモーリス版である。

その後BMCは67年にBLMC(British Layland Motor Corporation)と社名変更、1980年にオースチン・モーリス・グループに変わり、私のイメージにあった「オースチン・ミニ」と呼ばれる。ミニが主人公で有名な映画「The Italian Job(邦題『ミニミニ大作戦』)」は69年製作なので、「オースチン・ミニ」ということになる。

さらに、88年にはローバー・グループに変わり「ローバー・ミニ」と呼ばれる。その後のローバーの波乱な変遷は、英国自動車産業衰退の歴史そのものである。90年にローバーはホンダと資本提携するが、94年に一転BMWに買収される。その後、BMWの業績不振により、2000年にミニのブランドは残して、ランドローバーはフォードに売却、残りは何と10ポンドで英国の投資会社に売却された。その後ローバーは流れ流れて、現在は中国・南京汽車に経営権が移っている。

さてBMWへの経営権委譲により2000年にBMCからの初代ミニは生産を終えることになる。そして2001年にBMW版現行ミニが誕生する。2000年を境にBMC系を「オールド・ミニ」、BMW系を「ニュー・ミニ」「BMWミニ」と区別しているようだ。映画「The Italian Job」も2003年に「BMWミニ」でリメイクされている。最近、生産台数わずか2,000台(日本では限定160台)のBMW「クーパーS」が発表されたのも、記憶に新しい。

BMW ミニ・クーパーS
BMW ミニ・クーパーS

オールド・ミニとBMWミニのユーザはお互いどう思っているのだろう。私はどちらも好きだ。特に、昨年の東京MSでのミニ展示ブースを見学して以来、「BMWミニ」はお気に入りの一車種である。「BMWミニ」の絵本も誰か書いてくれないかなあ。(→娘が描いてくれた。2012.3.22)

「ブンブンどらいぶ」一部

[参考・引用]
[1]ブンブンどらいぶ CARガイド:ミノオカ リョウスケ
[2]FLEX CAR WORLD: 「ミニの歴史 ミニヒストリー」
http://www.flexnet.co.jp/mini/history.html
[3]Hatena:ミニ
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB
[4]Wikipedia:MINI
http://ja.wikipedia.org/wiki/MINI

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