Silvester

ミヒャルスキィ夫妻の楽しい工作教室

今年もとうとう今日でおしまい。また何にもできなかった2010年。英語の勉強も全くできていないし、読もうと思ってまだ手つかずの本もいっぱい。野中郁次郎「戦略の本質」、D.ストローン「地球最後のオイルショック」、渋沢栄一「論語と算盤」、宇沢弘文「自動車の社会的費用」、梶山季之「黒の試走車」、I.モンタネッリ「ローマの歴史」、R.ファイファー「知の創成―身体性認知科学への招待」・・・。古本ばかりついつい買いためちゃうんだよねえ。よし、来年は英語と読書に気合を入れよう(毎年同じことを言っているような)。これらの本は読み始めるのにある程度覚悟がいるが、眺めているだけでも楽しく、癒される本もたくさんある。今年のクリスマスに奥さんに贈ったプレゼント「Der neue Ravensburger Bastelspaß(ミヒャルスキィ夫妻の楽しい工作教室)」(Ute und Tilman Michalski・著、横山洋子・訳、Ravensburger)もその一冊。

今年のプレゼントも何にしようか迷った挙句、ネット上でギリギリ見つけたのがこの本。ドイツ最大のゲームメーカーだと思っていたラベンスバーガー(Ravensburger)社がこんな楽しい工作本も出していたなんて。まず、表紙のセンスが抜群。作品の多くはドイツの子供たちによって実際に作られたものらしい[1]。ヨーロッパ人の色のセンスは明らかに日本人とは異なる。パステル調を好む日本人と違って原色の使い方がうまいんだよなあ。勿論、作り方を参考に子どもと一緒に工作してもよし、作品の写真や作り方のイラストを眺めているだけでも十分満足できる。

最近になって日本語版が出版されたようなのだが、原書の魅力を忠実に残すため、印刷、製本とも原書と同じラベンスバーガー社に依頼し、ドイツでつくられている懲りよう。私の購入したのは第一巻「たのしい工作教室」で、その他にも第二巻「お絵かきと工作」、第三巻「楽しい木工教室」の計3冊が出版されている[1]。うーん、残りの2冊も是非手に入れたい。作者プロフィールも含め、詳細については[1]を参照されたし。

という訳で、家族全員工作好きで、幼少の頃ドイツに住んでいたこともあってラベンスバーガーものにはうるさい嫁にもってこいだと今年のギフトに決定。ドイツ語の原書の方が良かった?と聞くと“Nein”と嫁。多分、気に入ってくれたと思う。

星の合唱隊(Sternsinger)
星の合唱隊(Sternsinger)(「Der neue Ravensburger Bastelspaß(ミヒャルスキィ夫妻の楽しい工作教室)」より)

ぱらぱらめくると、「星の合唱隊(Sternsinger)」というページがある。『大みそかの夜、合唱隊が歌声を響かせながら通りを歩いていきます。「お守りください、お星さま。みんながよい年を迎えられますように」と。ほっぺたを赤くした小さな合唱隊。かかげる明るい星が、新年へと導いてくれます。』とある。ドイツ語で言う大晦日“Silvester(ジルヴェスター)”は西暦335年12月31日に崩御されたローマ法王Silvester一世の命日に由来するので[2]、古き良きドイツではこのような聖なる大みそかだったに違いない。でも、現代のドイツでは、他の国と同様、酒と花火でドンチャン騒ぎのようである。横須賀の大みそかは、恒例の汽笛と艦船のライトアップと花火でまた一興。

たまたまこのブログ、この記事に寄り道された皆さんはどんな1年でしたか?来年も健康で充実した1年でありますように。よいお年を、Guten Rutsch ins neue Jahr!

[参考・引用]
[1]子供も大人も、モノを作る楽しさを体験できる、工作手引きの名著、AssistOn、
http://www.assiston.co.jp/?item=2024
[2]ドイツで過ごす「ゆく年くる年」、ニュースダイジェスト、
http://www.newsdigest.de/newsde/content/view/840/99/

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[ 2010/12/31 00:00 ] bookshelves/本棚 | TB(0) | CM(0)

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