オレンジ軍団

オランダ代表ボール

やはりオレンジ軍団の壁は厚かった。相手は優勝候補の実力差からすれば、0-1のスコアは大善戦ではなかったか。その結果、最終のデンマーク戦では、引き分け以上で決勝Tと有利に戦える。ただ、格上デンマークとのガチンコ勝負と考えれば、これで五分と五分である。そのオランダ代表ボール(1号球)を、私は前回のW杯から愛車カングーのダッシュボードに飾っている(写真)。しばらくは、この状態で公道を流すのは、ちと危険かもしれない。

なんで、オランダ代表球なんか、車内に飾っているのか?そもそも球状のものを、動いている車内に固定することはできるのか?後者の答えは、イエスである。カングーのインパネと、時計やオーディオ系表示を行うセンターメーターの間にボールを載せると、フロントガラス側に少し競り上がったボードの縁とインパネとセンターメーターによる3点支持が成立し、極めて安定的にダッシュボード上に設置できる(現行カングーで可能かどうかは不明)。かなりの急発進や急制動でも、全く動じない。へーっと思った方は試してみるとよい。ただ、こんな丸いオブジェを車のダッシュボードの上に飾る馬鹿はそうはいないと思うが。

ファン・ニステルローイ球
ファン・ニステルローイ球

それでは、何故オランダ代表のサッカーボールなのか?オランダには江戸時代から蘭学で大変世話になっているし、というのは冗談として、このボールを購入したのは、ちょうど前回のW杯イヤーだった2006年。このブログを立ち上げる前だったと思う。ナイキのアウトレットで、各国代表3号ボールがセールに出ていた。ミーハーな私としては、にわかブームのW杯グッズを愛車のアクセントにしたいと考えた。フランス車乗りとしては、ジダン最後のW杯だったし、決勝戦でも大いにファンを沸かしてくれた(あの頭突きの一撃必殺がラストショーとなった)彼の名前が刻まれたフランス代表球を買わない手はないと思っていた。でも私は、当時のオランダ代表エース、ファン・ニステルローイの名前を冠したオレンジ球を手にしてしまった。

Johan Cruijff
Johan Cruijff

個々の選手が変幻自在にポジションを変える「トータルフットボール」という、現代サッカーの戦術の基本を生み出した国。サッカーに素人の私でも、ヨハン・クライフ(Johan Cruijff)の名声は知っているし、ファン・バステンやフリット、ベルカンプなど名選手の名前も懐かしい。オランダリーグに在籍した日本人も少なくない。フェイエノールトで活躍した天才、小野伸二、ヘラクレスで活躍した平山相太、そしてVVVフェンロ1部昇格の立役者、先日のカメルーン戦でのヒーロー、本田圭佑など、日本人選手がA代表にステップアップするための登竜門的存在でもある。オランダリーグといえば、私は小倉隆史を忘れることが出来ない。彼は将来の代表FWと期待され、私も密かに応援していた。1993年には、オランダ2部リーグのエクセルシオールへレンタル移籍し、チーム得点王となった。1部リーグへのステップアップの可能性もあったが、本籍名古屋グランパスエイトに呼び戻される。そして、アトランタ五輪最終予選の直前に靭帯断裂の大怪我で戦線離脱。その後Jリーグに復帰したものの、それまでの輝きは失ってしまった。彼の怪我がなかったら、日本代表を牽引するエースストライカーになっていたかもしれないと、今でも残念である。

話が長くなったが、やはり日本人は江戸時代から(何でそこやねん)オランダに世話になっているので親近感を持っていたし、オレンジ色が好きだし(そんな理由かい)、W杯準優勝2回、常に優勝候補といわれながらも、未だに優勝カップを手にしていない不運なオランダを、いつも影で応援していた。トトカルチョ、いえ、戦前予想では常に期待も含めてオランダを優勝国に上げる。そういう心情から、サッカーボールはジダンのフランス代表ではなく、オレンジボールだったのだ。

惜しかったオランダ戦
惜しかったオランダ戦

私は、決して侍ブルーを応援しないような非国民ではない。可能性は低くても、自国に勝って欲しいのはサポーターの皆さんと一緒。25日深夜は是非、デンマーク戦に勝利して、オレンジ軍団とともに決勝Tへコマを進めて欲しい。でも、3時半はきついなあ。
スポンサーサイト
[ 2010/06/20 22:28 ] sports/スポーツ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://ehonkuruma.blog59.fc2.com/tb.php/254-500bbf00