MISIA「星のように・・・」

今日は天気もよかったので、横須賀市内の総合住宅展示場へ出かける。別に住み替えを考えている訳ではなく、この手の展示場でよくある“ウルトラマンショー”がお目当てだった。ウルトラ野郎の息子に、折込チラシを目聡く見つけられたからだ。開演までに時間があったので、某住宅メーカーの物件に立ち寄ると、係員の方から「ウルトラマンショーですか?」と見透かされてしまった。本日のショーの目玉はウルトラマンゼロ。そのウルトラマンゼロが初登場する映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」(坂本浩一・監督)が、昨年暮れに上映されたが、その主題歌を歌っているのが、あのMISIAである。主題歌のタイトルは美しいバラード「星のように・・・」(アリオラジャパン)。ショーの会場にも流れていた。

5オクターブの音域を持つ歌姫MISIAは、私と同郷ということもあり、常に気になる存在。10年前のTVドラマ「やまとなでしこ」の主題歌「everything」の大ヒットで、人気を不動のものとした。私もこのドラマを観ていたが、数学者が主人公で、数学ネタが話題になるドラマも珍しかった(“「やまとなでしこ」の数学”なんてマニアックなサイトもある[1])。松嶋菜々子もキレイだったが、なんといってもこの珠玉のバラードが一番すばらしかった。(押尾学と元妻、矢田亜希子も共演していたけれど、あんなことがあっては再放送はもう無理だろうなあ。)

MISIA
MISIA

そんなMISIAのこのテーマ曲も負けず劣らず美しいバラードの名曲である。でも、なぜ彼女はウルトラマンに曲を提供したのだろう。ブランドイメージがどうしても一致しなかったのだ。[2]によれば、彼女自らの提唱で設立された、世界の子どもたちの教育支援団体「Child AFRICA」の特別サポーターに昨年夏、ウルトラマンが就任したことがきっかけで、ウルトラマン映画の新作に主題歌「星のように・・・」を書き下ろすことが決定したのだそうだ。PVも円谷プロ全面協力によるもので、「帰ってきたウルトラマン」などを手がけた大岡新一社長が自らカメラを回した。

はずかしながら、彼女がこのような音楽以外の活動をされていたことは、それまで全く知らなかった。「おじさんのブッシュタクシー」でも紹介した、訳者さくまゆみさんが代表を務める「アフリカ子どもの本プロジェクト」もそうであるが、このような活動を実践する行動力に対して素直に尊敬する。先の豊田喜一郎も言っている。「評論家は必要ない。必要なのは誰がやるかだ。」 誰かが第一歩を踏み出さない限り、世の中は何も変わらない。自分も含めて批評家は数あれど、行動を起こす人が極めて少ないことが、この国の閉塞感の主原因なのかもしれない。

ウルトラマンも子供たちに夢や勇気を与えてくれる。円谷プロがそんなMISIAの活動に賛同したのも自然なことだったのかもしれない。そして、MISIAとウルトラマンはコラボをし、地球のすべての子どもたちが安心して生活できる世の中を作ることを目的に、「星空の警備隊」まで結成してしまった。MISIAさん、結構思い切ったことを・・・。

ウルトラマンショー
ウルトラマンショー

さて、ウルトラマンショーは昔のウルトラ小僧にも十分楽しめる内容であった。ゼロだけでなく、息子の大好きなウルトラマンメビウスも登場。大声で応援し、最後にゼロ、メビウスと握手もできてご満悦な様子。一方、ショーを横目に、本来の住宅見学の方を楽しんだ女性陣。アンケートに答えると、スイーツクレープやクッキー無料交換券なども付いて、嫁や娘も大満足。「家を見るのが大好き!」という娘に、「建築士になったら?でも算数が得意にならないとダメだよ。」と、無責任なアドバイスをする父。しかしなんといっても、大きくなったら「ウルトラマン」になりたい息子の最高の一日となった。(レジャーは安近短に限るねっ!)

[参考・引用]
[1]「やまとなでしこ」の数学、
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~takebe/yamanade/
[2]MISIA:ウルトラマンの新作映画の主題歌PVを円谷プロが制作 「星のように輝き続けて」、2009年12月9日、毎日新聞、
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200912/09_2/



星のように・・・星のように・・・
(2009/12/16)
MISIA

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