JAL経営の足を引っ張ったボーイング747型機

この週末は、福岡の実家へ帰省していた。今、もっともホットなJAL機で。昨年亡くなった母が日航の株を所有していたので、株主優待券があったからだ。本当は、航空整備士の友人がいるANAを使いたかったのだけど。

株を買ったのは、父には内緒だったようだ。私には事前に相談があり、「絶対に潰れるから止めろ」と釘を刺していたのだが。結局、何ゆえ日航に手を出したのかは、今となっては確認のしようがない。100%減資は確実なので、じきに株券は紙くずになる。早く売却すればよかった。トホホホ。

乗務員の笑顔にやや元気がないような気がしたものの、接客そのものは普段とは何ら変わらなかった。JALは素人目に見ても経営状態が健全ではなかったので、こうなったのは当然の帰結だろう。理由はいろいろとあると思う。常に我が身優先(OB・OGも含めた高コスト体質)、お客様視線からかけ離れた企業体質。サービス業がお客様第一主義でなければ、致命的である。地方に採算の取れない空港を作りまくり、そこに飛行機を飛ばさせた政官の罪も重い。でも誰も責任を取らないこの国の不条理。

経営改善案は出ているが、前途は多難だ。稲盛さんは大変な会社を引き受けた。燃費効率の悪いジャンボ機も相当清算されるに違いない。ボーイング747の発注機数は日航が113機で最多なのだそうだ[1]。設備戦略も問題だった。会社は人で成り立つ、その人に永年染み付いた精神構造は、簡単に変えられるものではない。日航従業員の相当な覚悟と意識変革がないと、次回こそ解散だろう。

明日、JALの会社更生法が申請される。

[参考・引用]
[1]ボーイング747、Wikipedia、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0747
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