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ながら運転  

ながら運転

今朝の通勤途上のこと。信号待ちをしていた前方の車がなかなか発進しないので、「プッ」とクラクションを鳴らす。運転手は何やら冊子を覗き込んでいる。私と同じIT弱者で、カーナビを搭載していないのか、道がわからず地図でも開いているのだろうと思っていた。

次の信号待ち。再びその冊子を覗き込んでいる。よほど道に迷っているのかと、よくよく見てみると、
つーか、漫画本読んどるやんけ。漫画なんか、家帰って読まんかい、ボケ!
(と心の中で叫んだのであった)
その後も信号で止まるたびに、彼は漫画本を開く。今度発進が遅れたら、クラクションを鳴らしまくってやると思って構えていたが、結局その後は普通に発進していた。それにしても、運転中に漫画本とは。そこまでして読まないといけないものなのか。ほとんど中毒である。

「ながら運転」はよく見る光景。タバコを吸いながら、携帯をかけながらは相変わらず、最近は(通常は走行中見られない配線をわざわざ直して)ナビ画面でテレビを映しながら運転する車もよく見かける(画像表示用装置の注視は道交法で禁じられている[2])。数年前の、カセットテープを入れ替えようとして、脇見をした瞬間に園児の列に突っ込み、死亡させたといった痛ましい事故も記憶に新しい[3]。その昔、コンビニ弁当を食いながら、運転しているタクシーを見かけたこともある。一瞬目を疑ったが、右手に箸を、左手で弁当を支え、同時にハンドルにも手を添えながら食うといった超ウルトラな技を駆使していた。

車の運転は五感をフル活用して行う真剣勝負の行為である。認知・判断・操作という複雑な動作を常時行っている運転行動に、漫画を読む、テレビを見る、弁当を食うといった別の注視行動を加えるということは、人間の能力の限界をはるかに超えている。そもそもこういった行為は家の中で行うべきもの。運転中に行うとは正気の沙汰ではない。

運転中のドライバーの皆さん、歩行者の皆さん、こういったアホなドライバーが、そこらじゅう普通に走っているということを肝に銘じておきましょう。

[参考・引用]
[1] Text-Messaging Behind the Wheel、Sarah N. Lynch、2008年6月25日、TIME.com、
http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,1817856,00.htm
[2]「カーテレビ」を見ながら運転し死亡事故!、交通安全情報No.64、警察本部交通部、平成19年10月18日、
http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,1817856,00.htm
[3] 川口園児事故:被告に求刑通りの懲役5年 さいたま地裁、2007年3月16日、毎日新聞、
http://tav-net.com/news/2007/070316_mainichi/20070316-1247/shakai/jiken/news/20070316k0000e040041000c.html
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Posted on 2009/07/14 Tue. 22:50 [edit]

category: cars/車のお勉強

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