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楽しいクルマ絵本の世界/エンスーのためのクルマ絵本ライブラリー

OMOTENASHI  

OMOTENASHI

火曜日からマイカングーは車検のため入院中である。さすがに日々100kmの通勤は堪える。すでに走行距離は57,000km。タイミングベルトの交換推奨時期を過ぎているのだという。ベルトの交換となるとウォーターポンプも一緒に交換した方が効率的だ(ポンプ交換にはベルトの脱着が必要のため)。車検代と合わせるとこれらの部品代・工賃はかなりの高額。しかし、ベルト切れの経験者の話を聞くと、交換せずに切れた場合のリスクは大きい。しかもルノー車だしなあ。泣く泣く交換することに腹を決めた。

メガーヌ by 溝呂木陽
メガーヌ by 溝呂木陽

となると入院期間も長くなり、代車を用意していただくことになった。メガーヌの5速MT。久しぶりのマニュアル車である。メガーヌのマニュアルはなかなかよいとは聞いていたが、如何せんこの通勤時間と距離である。燃料の残量をみると約半分。借りる期間が長いので、どれくらいのタイミングで燃料補給すればよいかがわからぬ。担当の営業マンが接客中だったので、別の営業マンに「燃料タンクの容量は?燃費はどれくらい?」と質問してみると、「ガソリンのご負担はお客様の方で」と的外れの回答が帰ってきた。「わかっとるわい。」

で、燃費は10km/Lくらいだという。その後、メーターを眺めると燃費計がついているではないか。見ると、“平均12.2L/100km”と表示。ウソこけ、8.2km/Lやないか!このガソリン高騰のご時勢に。しかも燃料はハイオク。これは車検代に加えて痛い出費となりそう。ちなみにマイカングーの燃費は平均12~13km/Lといったところだ。

私は、日産車とルノー車しか乗り継いだことがないのだが、いつも代車を借りる際に思うのは、渡されるときに燃料タンクが満タンでないこと。燃料代まで面倒を見ろとあつかましいことを言うつもりはないが、満タンで渡すのがお客様へのちょっとした気遣いなのではないかと思う。故障で入庫した際は当然のことながら、車検の際でもこれくらい気を回してもらいたいもの。満タンで渡してくれれば、使用後に満タン返却すれば(まあ、みんながみんな満タンで返すとは思わないが)、使った分だけ負担することになるし、なにより気持ちがいいではないか。以前、日産ディーラーで借りた際には残量ゼロだったことがある。これにはさすがに切れて営業マンに説教したことがある。

ルノー営業所も所詮ベースは日産系。企業カルチャーは日産だと思ってよい。よく、トヨタやホンダに比べ、日産の販売は質が落ちるといわれる。私はトヨタやホンダの販売店の実態を知らないが、他社ではどうなのだろう。おそらく、このようなところにもその“質”の差は現れているのではないだろうか。

新型日産ティアナCM
新型日産ティアナCM

車の販売状況も厳しい、ガソリン代も高いとなれば、販売の最前線でもコスト削減が至上命令だとは思うが、セールスの現場では、こんなところをケチるものではないと思う。セールスの基本は「お客様に心地よく感じてもらうこと」。先日発表になった日産新型ティアナのキャッチコピーは『おもてなし』。自動車が売れないのは、経済情勢の悪化やガソリン高騰など外部環境のせいにする前に、自らの”OMOTENASHI”の心を改めて見直した方がよろしいのではありませんか、ゴーンさん。

ところで代車のメガーヌ。やはり排気量0.6Lアップは、加速ストレスを軽減する。長時間通勤にMTは疲れるものの、マニュアル車はやはり面白い。私は早め早めでつなぎながら、2,000回転はなるべく超えないようにエコ運転に努めている。おかげで燃費は9.7L/100km=10.3km/Lまで向上してきた(営業マンの言ったことは正しかった)。燃費計の変化を見ながら運転するのもまた楽しい。

実は賢くなっっているかもしれない世界のナベアツ
実は賢くなっっているかもしれない世界のナベアツ

マニュアルを運転していてもう一つ再認識したこと。ATに比べ頭を使うことである。先日、DS大人の脳トレ(最近全然やっていないなあ)の開発者、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の講演を聞いた。脳の司令塔といわれる前頭前野の活動を計測した結果、難しい計算をしなくても、単純に数を数えるという行為だけで、年齢を問わずこの前頭前野が活発に活動するのだそうだ。3の倍数でアホになる“世界のナベアツ”は、実はアホになっていなかったのだ。この応用例として、アルツハイマーの患者に、単純な数唱や文字の音読を継続させると、今まで寝たきりだった患者が椅子に座れるといった改善が見られたとのことで、驚きの効果だ。

マニュアル車を運転すると、シフトノブはいちいち見ていないので、今は3速、今は5速と、頭の中で常にシフトの位置を反芻している自分に気がついた。これはまさに運転しながら数唱行為をしていることになる。ATを運転している際は、運転操作に関してはまったく何も考えていないのだが、マニュアルを運転すると、この数唱行為だけでなく、左足でのクラッチ操作というタスクも加わるので、恐らく前頭前野がフル回転し、頭を使ったという感覚になるのであろう。

脳を鍛える大人のDSトレーニング by 川島隆太

同じ講演で川島氏は、自動車の快適性を追及するあまり、運転が楽になる一方、頭の退化を促してしまった。高齢化の進むこれからは、運転をしながら頭を使う技術を考える必要があると提唱していた。まさか、運転しながらDS脳トレをするわけにはいかないだろうが、マニュアル操作は、この頭を使う運転技術の原点なのかもしれない。
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Posted on 2008/06/13 Fri. 20:58 [edit]

category: Kangoo

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