クルマノエホン

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40の手習いで今日からブログを立ち上げようと思う。テーマは「クルマの絵本」である。

2年前に長男が誕生した。愛おしい長女は既に4歳になっていたが、女の子と違って、父親は同性の男の子の気持ちは掴みやすい。ミニカーは絶対に好きだ。サンダーバードは2号だ。ウルトラマン、仮面ライダー系には絶対はまる。野球よりサッカー等々。当然、息子へのおもちゃはほとんど父親の趣味の世界になるであろうと予想された。

そんなことを考えながら、子供がとても大好きなもの「絵本」の選択をどうするか考えた。当然、娘にもセンスのよいものを与えようと努めてきた。娘が大好きな絵本を息子に読んで聞かせるのは勿論、男の子ならではの絵本も必要だ、そうだ何かテーマを決めよう、そう思って集め始めたのが「クルマ」の絵本だった。私はいわゆるエンスーといわれる方々のように、車への思い入れが強く、車の知識が豊富な訳ではないが、その収集のきっかけを与えてくれたのが次回紹介予定の「ブンブンどらいぶ」である。


さて、経済界ではルノー・日産とGMの提携交渉話で盛り上がっているが、最近車は全然売れていない。当の日産もゴーンCEOの活躍で、一時はV字回復で威勢がよかったが、最近はさっぱりである。国内市場をみれば、日産だけでなく全需は前年比マイナスと全体的に落ち込んでいる。ガリバー自動車流通研究所のリポートによると、「車はデートの必須アイテム」と答えた人は、わずかに1%なのだそうだ。我々の世代以上の輩には驚愕な報告内容である。データを見る限り、普通の人は車に関心がなく、車は趣味・嗜好品から単なる移動手段・生活必需品となってしまった。

こんな時代の流れに逆行して「クルマ」である。それでも私が「クルマ」にこだわるのは、車は「人格」を持った工業製品であるからだと思う。車は人が操る道具である。まさに人車一体の特殊な道具である。それが証拠に家電製品であるテレビや冷蔵庫が主人公の絵本はほとんど見たことがない(ひょっとしたらあるかもしれないが)のに、車を題材にした絵本は探せば結構あるし、絵本の中のそれは非常に豊かな表情を見せてくれる。最近でこそ各社の自動車製品はカタチや性能が画一化し、個性が少なくなったが、特にひと昔前の車の個性は百花繚乱であり、絵本の題材になっている車種も幅広い。人格をもった絵本の主人公を見ると、単なる移動手段・生活必需品として、「クルマ」は捉えられないのである。また、私の愛車に対する娘や息子の距離感は、まさに家族のそれと同等である。

そんなクルマの大好きな子供たちやその保護者の方に、また世の少数派となったエンスーの方に、ただ書庫に納まっているだけではもったいないので、表情豊かな「クルマの絵本」の蔵書を中心に少しずつ紹介し、それにからめて私の勝手な「クルマ」に対する思いをちょこちょこと綴っていけたらなと思っている。このブログを見て、少しでもクルマ好きの人が増えたら幸いである。(yoyo)

[参考]
ガリバー自動車流通研究所のリポート:クルマはなぜ売れなくなったのか?、2006年4月
http://www.glv.co.jp/company/research/report/etc/etc_006.pdf
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