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楽しいクルマ絵本の世界/エンスーのためのクルマ絵本ライブラリー

横須賀ブロークンアロー(下)  

横須賀ブロークンアロー2

(「横須賀ブロークンアロー(上)」のつづき)50年以上前に長崎に住んでいたことがある。平和公園に行った記憶もかすかに残ってはいるが、もちろん長崎の史実など知る由もない幼な子の頃である。あの日から72年も経ってしまうと、メモリアルデーも淡々と過ぎてしまう。ここ横須賀も先週末は「よこすか開国祭」でベースや海自の基地が開放され、北朝鮮の挑発なんてどこ吹く風、どうせミサイルなんか飛んで来ないだろうと近代兵器の見学に多くの人が興じていた。そんな世間様にとって、ヨコスカに水爆が保管されていたらという本書のプロットは、「あっ、そう」くらいの反応しかないのかもしれない。だって広島・長崎どころか、あの戦争をリアルに知る者たちがあとほんのわずか。人間という生き物は経験・体験をしないと本当の学習をしない。戦争のコトを自分も含め戦争を知らない者が教わったところで知識以上の何かを得ることはできない。ただその知識を使ってイマジネーションを膨らませることはできる。世界の指導者たちはほとんど戦争知らない世代だし、1万キロ以上離れた国のイカレた殿様たちに、人類の未来をイメージする力があるとも思えない。戦後70年以上たった今、「3度目の正直」のリスクが高まることは歴史の必然なのかもしれない。わずかではあるが人類の理性と想像力を信じて話を進める。
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Posted on 2017/08/12 Sat. 12:08 [edit]

category: bookshelves/本棚

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横須賀ブロークンアロー(上)  

横須賀ブロークンアロー

ちょっと前に、横須賀在住の作家・山田深夜さんの記事[1]に目が留まった。『横須賀ブロークンアロー』(双葉文庫)という横須賀を舞台にしたミステリー小説が文庫本化されたというものだった。主人公は公安の警察官。冒険・ミステリー小説がけっこう好きな私は地元ヨコスカが舞台なのと、ちょうどその頃、小栗旬、西島秀俊のダブル主演で、彼らの約7分間に及ぶノーカットアクションシーンが話題になるなど、ダメダメなフジテレビにしては久しぶりに面白いなと思って録画して見ていた『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』(制作は関テレなんだけどね)が、やはり公安捜査官をテーマにしたドラマだったこと、そして強面の安倍官邸の背後には公安警察出身者が見え隠れするなんて話を聞くと[2][3]、世は公安“ブーム”かとノーテンキにこの文庫本を購入したのだ。上下2巻、1,400頁を超える超大作なんだが、先月ぎっくり腰で数日会社を休んだときに一気に読み終えてしまった。
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Posted on 2017/07/17 Mon. 13:38 [edit]

category: bookshelves/本棚

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ジャズ漫画  

ジャズ漫画

今村復興大臣が“東北”発言で辞任に追いやられた。
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Posted on 2017/04/30 Sun. 12:57 [edit]

category: bookshelves/本棚

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オウリィと呼ばれたころ  

オウリィと呼ばれたころ

先週の11日土曜日、前回記事で紹介したように「佐藤さとるの世界と岡本順原画展」を観に行った。13日が佐藤さとる氏89歳のお誕生日ということで、来展された方にお祝いメッセージを書いてもらうコーナーもあって、私も僭越ながら一筆書かせて頂いた(先日米寿を迎えた実の親父にすら祝詞しゅくしも送ってないのに^^;)。私はただの硬い文章のみだったが、他のメッセージカードをみるとかわいいイラスト入りやコロボックルを丁寧に描いている方もいて、いかに敬愛された作家さんだったかということを改めて知らされた。原画展を企画した絵本屋の店主からチーム・コロボックルの近況も伺って店を後にした。その絵本屋さんに訪れた佐藤氏のご親戚の方から、氏の訃報が届けられたのが翌日の夕方だったそうだ。9日に横浜のご自宅で亡くなられたことを、私は昨日のニュースで知った。我々のメッセージは直接先生の目に触れることはなかったが、ご霊前に供えていただけたとのこと。原画展に行ってよかったと思った。今朝は天気もよかったので、佐藤作品の原点、コロボックルの里・塚山公園までちょいと散歩に行くことにした。最近の不摂生でちょっと体重が増えたこともあって、減量のためでもある。
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Posted on 2017/02/18 Sat. 23:06 [edit]

category: bookshelves/本棚

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効率  

効率
出典:『悪の引用句辞典』(鹿島茂・中公新書)

先日、久しぶりに電車を使って横浜のオフィスに出勤した。京急上大岡の駅で大量の通勤・通学者が乗り込んで来て、無理に乗ろうとするもんだから、こっちは危うく転倒しそうになった。エレベーターみたいに電車も乗車制限を設けて、定員重量をオーバーしたらブザーが鳴るようにしてもらえないだろうかといつも思う(電車の定員ってどれくらいなんだろう?)。こんな不快な通勤・通学を強いられて誰も文句を言わない「沈黙」の日本人(片道2時間でも、周りに気兼ねせず大声で歌いながら通勤できる自動車通勤の方が数段快適だ)。先々週のセンター試験もまたまた大雪で大混乱だった。私の共通一次の時も確か雪だったし、高校入試の直前ではインフルにもかかった。40年以上も前から毎年毎年、同じように受験生本人や家族たちに苦行を強いるこの異常な入学試験の日程に誰も文句を言わない。世の中は教育の世界でもグローバル化しているのに、相変わらず日本の学校は4月入学のガラパゴス(※)。インフルやノロといった季節モノの健康リスクも含め、いい加減試験以外のことで余計なストレスを抱えないような仕組みに変えてあげなよ。文科省の役人さん、気にするのは自分の天下りよりそっちでしょ。等々の不条理に対して不平不満を口にせず、腹に収めて黙って従う。嗚呼、美しき武士道よ。そんなことを考えながら、朝のオフィスに到着し、パソコンのスイッチを入れ、会社の歯車としての一日が始まった。

※北半球や南半球の違いはあるが、グローバルには最も長い休み明けの入学が一般的[1]。夏休み中に試験となれば今度は大雨や台風のリスクもあるかもしれないが、少子化が進むのであれば、もっと柔軟に4月と9月入学で試験も年2回(チャンスを増やす)とか、子どもたちにとって一番何が良い方法なのか、いろいろ知恵を出せると思うのだ。
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Posted on 2017/01/21 Sat. 20:20 [edit]

category: bookshelves/本棚

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